部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

ネットの転機を感じました

先日、京王線の各駅停車の電車に乗っていたところ、非常に顔の白い女子高校生がいました。どうやら地肌ではなく、白粉*1によって白くなっているようです。自分は化粧をしないし、メイクの流行も知りませんが、あきらかに塗りすぎ、やり過ぎです。往年の鈴木その子を彷彿とさせます。
なぜこんなに白いのか、流行っているのか、彼女的には決まっていると思っているのか、罰ゲームか、いじめの一環か、おうちの人は咎めなかったのか、など色々疑問に思ってしまいました。

で、本題はそちらではなく、車両に同じく乗っていた別の女性についてです。走っている電車の中で大声で携帯電話で話していたので聞こえてきてしまったのですが、最悪でした。以下、最悪と感じたポイントです。

  • 走行中の車内で通話
  • 優先席に座って通話
  • 話題が最悪(友達の彼氏にフェ●したとか言ってた。マジで。)

という事で「なんだこの女最悪だなー」と思いつつ、注意する勇気も無いので、自分が降りる際に一瞥でもくれてやろうと考えていたら、また聞こえてきた会話の中に
「まじでー。カワイソス」
という言葉が。この会話から、この人と電話の相手は、2chを愛用しており、しかもニュース速報VIPを良く見ている事が推測されました。今、2chで一番勢いのあるVIPPERというやつですよ。

このことから、ネットの世界の転機を感じてしまいました。

どういう事かというと、2ch用語を日常で使うほどのめりこんでいるような人というのは、パソコンに詳しい人、好きな人、つまりオタクだったわけですよ。だいたい、今のインターネットで普及している技術を作った人はオタクばかりなのですよ。そもそもパソコンを作った人たちもオタクで、さらに遡って普及しているコンピュータ言語を作った人もオタクだったわけで、連綿と続くオタクの系譜の継続として、インターネットとその文化があるわけです。くわしくはこちらの本でも読んでいただくとして、

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

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ゲーム・オーバー―任天堂帝国を築いた男たち

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オタクの文化の積み重ねの行き着くところである2chが、いかにもギャルみたいな女の人まで使うほど、普及しているものだなあと感じてしまったわけです。もう、2chで戯れるのは特別な事ではない、と思ったわけです。

これは端的なことでしょうけども、インターネットがかなり広範囲に普及しているのは間違いないことです。なんかつまんね、と思った次第です。もっと面白い、マニアックな事を探そう。2ch卒業だ卒業。では。

*1:ファウンデーションというのですか?アイザック・アシモフの小説ですか?