泡沫候補の歴史
先日の日記で扱った外山恒一の政見放送に関連して、いわゆる泡沫候補について調べて思ったことです。
東京都知事選挙に立候補している人が現在14人いますが、新聞、テレビといった大手マスコミに出てくるのは主に、
あと
ドクター中松
ぐらいのものだと思われます。
残りの9人はほとんど扱われる事は無いと思います。
何故だろう、と考えたりしますが、立候補者の肩書きやら選挙公報、政見放送を見れば大体納得が行きます。売名行為や、いわゆる電波系と思える人もいるからです。
しかしwikipediaの「泡沫候補」という項目を読んで、少し考えさせられました。「泡沫候補だから」という差別の可能性もあるという事ですか。でもテレビや新聞に登場して欲しくない人もいるからなあ、サブカル雑誌なら良いけど、みたいな人もいるので、「報道の自由」「ニュースの価値がある人しか報道しない」という各報道機関の判断に任せる、という事で良いのでは無いか、と思いました(報道されないのにはそれなりに理由がある)。政見放送等、法令で定められた制度上の権利は平等にあるのなら、問題ないのでは、と思いました。
またwikipedeiaから辿れた、元新聞記者の方の体験談も興味深かったです。供託金(選挙に出るために必要なお金)を払って立候補して、支給される物品を横流しして利益を得る人もいたのですね。
昔からある行事(選挙)には色々と付帯する物語があって面白いと思いました。
ではー。