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部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

NHKの「いよっ日本一!」を観ました

今日は金曜日ということで会社は定時退社して、奥さんのご実家に行ってご飯をごちそうになりました。
その時にテレビでNHKを付けていたところ、「いよっ日本一!」という番組をやっていました。タイトルからしてどうか、と思いましたが気になる事がありました。

この「いよっ日本一!」という番組は、色々な日本一を紹介する番組みたいです。今日の特集は「清流」という事で、川に関する日本一について紹介しておりました。

その中で、清流日本一の川として、北海道の 後志利別川 (しりべしとしべつがわ)が紹介されていました。北海道出身なのに知りませんでした。確かにきれいです。アユやヤマメが沢山いるみたいです。

で、きれいな川を保つ努力をしている人たちとして、河口付近でサクラマスを捕っている漁師が紹介されていたのですが、これに凄く突っ込みたくなりました。何というか「噂の!東京マガジン」的視点と言うべきでしょうか。

漁師達は産卵のために川に上ってくるサクラマスを河口で採っているようなのですが、サクラマスが減ってきて困っているそうです。原因は、後志利別川の上流に出来た砂防ダムのためで、これがサクラマスが川を上るのを阻んでしまい、川に還ってくるサクラマスが減ったため、という事のようです。
砂防ダムには「魚道」という魚が上るための道がある(確かに小学校で習った気がします)のですが、砂利や流木でふさがれ機能していないとの事で、そのため漁師が定期的に清掃し、サクラマスが上れるようにしているとの事でした。

で、ここで僕が思ったのは、
「設計ミスじゃないの?」
「やるにしても何でこの人たちがやらないといけないの?作った国土交通省とかがやるのが筋では?」

という事です。

この番組で他に紹介されていた、綾瀬川をきれいにするためにアクリルたわしで生活排水を減らそうとするおばさんとか川に廃棄されている自転車を取り除く運動をしているお坊さんとかは、エコのためとか、ボランティア精神でやっており、これはこれで素晴らしいことだと思いましたが、この漁師さんは生活がかかっていてやらないと困るからやっているだけで、エコとか関係ないですよ。しかも理由は理不尽に思えます。

と思ったのですが番組に出ているNHK松本アナも松本明子もやくみつる(僕嫌いなんですよねー)も「偉いですねー」というだけで誰も突っ込みません。ああ、これが「噂の!東京マガジン」だったら、井崎脩五郎清水國明とかが嫌と言うほど問題提起して突っ込んでくれるのに、とか思ってしまいました。

ただ、番組で話題にするだけでも偉いのかもしれません。北海道のダムと言ったら政治家やら土建屋の利権とか、国主導のやり方のまずい開発、といった根が深くて深刻な問題が浮き彫りになってしまい、バラエティーの30分番組では手に余るだろうとは想像出来ます。むしろこのように表向き問題とせずしれっと紹介した事に番組制作者の良心をそこはかとなく感じるべきかもしれません。

ああ北海道はまだまだ色々と突っ込みどころ満載の前近代的な問題が沢山あるんだろうなあ、とちょっと思ってしまいました。また、最近、日本の第一次産業従事者こそ尊重されるべきと考えているだけに、漁師の立場がかわいそうだと思った次第です。

なお、グーグルで「後志利別川 砂防ダム」と検索したら、とりあえず日本共産党の議員が議会でしている質問とか、砂防ダムを嘆く人のブログとか出てきましたので、問題としては既に提起されているようです。この番組みて僕と同様な事を感じた人は結構いると思うんですがどうなんでしょう。

ではー。