Solaris 10 8/07でVNCを使ってみよう その1
私の会社の机には、
- 会社支給品の東芝Dynabook SS RX(Windows XP)×1
- かつての会社支給品の東芝EQUIUM 5060(Solaris 10 8/07)×1
- 液晶ディスプレイ×1
- PS/2キーボード×1
- USBマウス×2
が載っています。今までは
- 液晶ディスプレイ+ Dynabook+ USBマウス(デュアルディスプレイを使用)
- EQUIUM 5060 + PS/2キーボード + USBマウス(Dynabookからtelnetでアクセス)
という組み合わせでしたがSolaris 10のデスクトップ環境が使用できるようになったので、
というように使ってみたのですが、DynabookとEQUIUM用の二種類のキーボード及びマウスを使うのが面倒くさいのと、デュアルディスプレイに慣れた後だとDynabookの液晶だけでは物足りなくなってしまいました。
どうすれば良いか考えてみたところ、
- 液晶ディスプレイ+ Dynabook+ USBマウス(デュアルディスプレイを使用)
- EQUIUM 5060 + PS/2キーボード + USBマウス
という状態に戻し、EQUIUMにインストールされているSolaris 10にはリモートデスクトップでWindows XPからアクセスしたら良いんではないか、と考えました。そうすれば使用するキーボードとマウスは一組だけで済みます。
早速調べてみたところ、Windows XPのリモートデスクトップをSolarisに接続するのは難しそうですが、同様の動作をしてなおかつマルチプラットフォーム対応(Windows,Linux,Solaris,HP-UXなどに対応)しているVNC(Virtual Network Computing)というを見つけました。
これは素晴らしいと思い、インストールを検討したのですが、公式WEBサイトにはx86版Solaris用のパッケージは用意されていませんでした。ソースは公開されているので頑張ってmakeするか、と一瞬思ったのですがハマるの嫌だなーと思い、他の方法を探したところ、Solaris界隈では有名な実はわたくし太陽(Sun)系さんのブログによると、
らしいではないですか!僕のマシンは8/07だから関係ないけど!
さらに調べてみるとSolaris 10 Companion CD(便利なソフト集)にはVNCが入っているので、これを使えば簡単にインストールできそうです。たまたま最新のCompanion CDのイメージを入手して作っておいてあったので、これを使ってやってみました。
これでWindowsマシンからSolaris 10デスクトップ環境が使用できます。これ、仕事でも応用(Oracleのユニバーサルインストールとかdbuaとか)出来そうな気がします。色々試してみたいと思います。
各種設定手順については長くなったので後日書きます。
ではー。