部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

観劇

奥さんは演劇を良く観に行っており、知り合ってから私も一緒に年に数回程度、一緒に観に行くようになりました。ちなみにこれまで観たお芝居は以下の通りです。

蛇よ!(大竹しのぶ松尾スズキの二人芝居)
12人の優しい日本人(三谷幸喜作・演出のあれ)
お父さんの恋(堺雅人前田吟が出ていた)
妻の家族(『ラッパ屋』という奥さんおすすめの劇団による作品。必ず毎回ハッピーエンドらしい)
羊と兵隊(中村獅童とか辺見エミリとか出ていた。凄く難解で暗い話で、ちょうど風邪引いて体調悪かったので印象は良くなかった・・・)
瞼の母(昔の有名なお芝居を草なぎ剛が主演でリメイクしたやつ。三軒茶屋まで世田谷線に乗って観に行った)
舞台は夢 イリュージョン・コミック(フランスの古典喜劇を堤真一が主演して上演していた。古典と言っても見たこと無かったので最後の仕掛けはビックリした)

あと、CATSも知り合いにチケットを頂いて観に行きました。

私は全然演劇について詳しくないので、奥さんは私が少しでも興味の持ちそうな、有名な人が出ていたりするものを選んで連れて行ってくれました。本当はもっとマニアックなものも観に行きたいのかもしれませんが、ありがたや。

で、昨日も奥さんに連れられて渋谷のシアターコクーンまで観に行ってきました。
パイパーというお芝居です。作・演出(あと出演)は野田秀樹です。私は知りませんでしたが有名な人のようです。

出演も橋爪功宮沢りえ松たか子、コンドルズ、というように私でも知っているような有名な人が沢山います。あと全然気付かなかったのですが佐藤江梨子も出ていました。

感想ですが、大変面白かったです。お芝居の感想というのはどういう風に記せばいいのか分からないのですが、箇条書きで書いてみると、

・物語として凄く良かった。SF好きだし。
・ダジャレが連発されていた。シリアスな話だけどダジャレのお陰で場が和んで良かった。
・衣装や舞台装置が凝っていて物語に入り込む装置として十分に機能していた。
・大人のための物語だと思った。現代への風刺ぽいのも随所にあった。しかしエンターテイメントだった。凄いと思った。
宮沢りえ松たか子の二人が主演というのが凄いと思った。テクニカルな観点でどうなのか判断できないが、自分には二人とも優れた舞台俳優と思えた。
野田秀樹も役者として出ていたことに終わってから気付いた。
・その他大勢的な人たち(アンサンブルというらしい)が踊ったりパフォーマンスしていたが、統率された良い動きだった。特にスローモーションで全員がそれぞれ動くところとか。
・サラリーマンNEOや朝日新聞日曜版でおなじみのコンドルズが重要な役割で出演していた。

という感じです。優れた漫画を読んだ後に似た感じです。要は感動したのでした。
これまで演劇を奥さんと一緒に観てきた中で(といっても大した数ではないのですが)、ベスト3に入るぐらい良かったです。野田秀樹という人が何で有名なのか何となく分かったような気がしました。

と言う訳で、これまで全然観に行ったお芝居の事は日記に書いてこなかったのですが昨日観たお芝居にとても感動したので併せて書いてしまいました。機会があればまた色々観に行きたいと思いますが奥さんはしばらく行けなくなるので(その理由はそのうち明らかになるであろう)、しばらくは無いかなー。

ではー。