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部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

OpenSolaris 2009.06でWD*EARS(WD15EARS)を使用する その1

自作サーバ UNIX

Western Digital社製のハードディスク(HDD)に、「WD*EARS」という型番のものがあります。1TB、1.5TB、2TBといった大容量*1を実現しつつ安価という事で、PCパーツ関連ニュースでよく取り上げられ、結構話題となっています。2010年8月現在、秋葉原のPCパーツショップで安売りセールの目玉商品となってもいるようです。私も先日、秋葉原の某PCショップで1.5TBモデルである「WD15EARS」を二本購入してきました。一本7500円くらいで大変お安いと感じました。

しかしこのHDDにはちょっとした問題があります。それは、Windows XPでは事前の設定をしないと十分な性能が出ない」というものです。

理由としてはこちらで紹介されている通り、HDDの内部の物理セクタの使い方が変わった(1セクタあたりのデータ格納量が従来の512バイトから4096バイトに変更した)ためです。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091212/etc_wd.html

なお、4096バイト(4kバイト)にデータ格納量が変わったセクタを用いたHDDを「BigSector」と呼び、業界団体も今後導入していくことを発表しているようです。
興味のある方は以下のURLなどをご覧ください。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20060324/233190/
http://bigsector.org/

現在のOSではこの「BigSector」を用いたHDDを認識できないようです(WindowsVista、7は対応しているらしい)が、WD*EARSは「Advanced Format Technology(AFT)」と呼ぶ技術を導入しており、セクタサイズが実際は4096バイトでも、OS側からは従来の512バイトとして認識されるようです。
で、詳しい事は後述しますが、このためDISKを使用する効率が悪くなり、WindowsXPでは性能が悪くなるので対策が必要、という事のようです。

さて、この問題の対策としては以下の二つがWestern Digital社から提示されています。

http://www.wdc.com/en/products/advancedformat/

  • 7-8ピンにジャンパを接続する

のどちらかの実行が必要、というものです。

「HDDってケーブルさしたら普通に使えるものじゃないの?」という認識の私のような人間からすると大変敷居の高い条件が必要となります。Windows VistaWindows7だったら何もしなくても良いみたい(細かい限定条件はあるようですが)です。

正直言ってWindowsを使用するならこのHDDは買わなかったと思いますが、今回、私の目的は「OpenSolaris」というUNIX OSをこのHDDにインストールして使用する、というものでしたので、これらの問題は関係ないや、Windows使うときだけ問題になるんだろう、と楽観的に考えていたのです。

ところが、私が使用するOpenSolarisでもこれらの問題は解決されておらず、かつWindowsやMacOS以外のOSへの対策はWesterrn Digital社の公式情報としては存在しない事が購入後に判明しました。何もしなくても「性能が出ないだけ」で、使えることは使えますが、出来れば性能の出るようにしてから使いたい、という事で対策を模索してみましたので書いていきます。


ではー。

OpenSolaris 2009.06でWD*EARS(WD15EARS)を使用する その2

■余談
ちなみにただし将来出る予定の、OpenSolarisの新しいバージョン「Build118」以降だと解決しているらしいです。OpenSolaris2009.06は「Build111b」です。

参考:
http://twitter.com/satokaz/status/6647887585
http://bugs.opensolaris.org/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=6710930
さらにBuild139でも修正が入っているので、それが一番良いんだろうが、昨今のOpenSolaris事情を鑑みるといつ出るんだろうか・・・。

*1:サイズに合わせてWD10EARS、WD15EARS、WD20EARS」というように型番が変わります