部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

Zoomによる合唱練習の中継について その2

その1の続きです。
会場で実際にZoomによる合唱練習の中継を行う際に感じたポイントを書こうと思います。
なお、思いの外書く事がありませんでした・・・。

機材は持ち運びできる重さや大きさを考えておく

前回にて書いた通り、マイクはなるべく性能が良いものを用意できるのが望ましいのですが、ではコンデンサーマイクを歌う人の前に複数設置して、マイクスタンドもマイクの数だけ用意、マイクをオーディオインターフェースに接続して・・・と、音楽スタジオのような機材を用意できたとしても、毎回の練習時にそれを持ってくるのは現実的ではないと思います。
おそらく、中継を担当する人は合唱団の中の「そういう作業が好きな人」が担当し、自分で機材を持ってくると思われます。一人が運べる大きさ、重さで済む程度に「妥協」しましょう・・・。

カメラの位置と数を工夫する

ZoomでWebカメラを映す対象をどうするかを考えておく必要があります。おそらく合唱団員と指揮者、およびピアニスト(ピアノがある場合)が映っていればいいかと思いますが、ノートPC内蔵のWebカメラ一つだけでこれらすべてを映すのは大変です。この対策としては以下が考えられると思われます。個人的にはスマートフォンを「第2カメラ」として用意するのが手軽で良いと思います。更に協力者がいれば「第3カメラ」、「第4カメラ」・・・として各人のスマートフォンを使わせてもらうといいのではないかと思います。

  • 外付けWebカメラ+三脚を用意して全体が映るように設置する
  • PCのWebカメラに加えて「第2カメラ」用スマートフォンを用意してZoom会議に参加させておき、必要なアングルで撮影する
  • 諦めてPCのWebカメラで映る所だけを映す

なおテレビでたまに放送される合唱の演奏の様子を見た事がある方はなんとなくわかっていただけると思うのですが、合唱の演奏は動きがあまり無いので映像としてみると非常に地味だと思います。
すなわち練習風景もそんなに動きがあるものではないので、せめて映っている場所を多くするような工夫があると良いと思います。

マイクの音量が小さくなっていないか確認しておく

Windows10にてマイクを使用する際、起動しているアプリケーションによって自動的に音量を小さくされている場合があります。おそらく想定しないような大音量にならないような配慮だと思うのですが、Zoomの中継に当たっては急に音が小さくなってしまって視聴している人が良く聞こえなくなる、という事態になってしまいます。経験上、Zoomを使う際にWindows10上でのマイク音量レベルは最大にしておくべきと考えます。
という事で以下の個所をチェックして、マイク音量が自動で小さくならないようにしましょう。

Windowsが通信アクティビティを検出したとき:」「何もしない」を選択して「OK」を押下

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表示されるマイクの一覧の内、使用するものを選択(ここでは『AT200USB+』のもの)して「プロパティ」をクリック

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表示される画面で「レベル」タブを選択、音量を「100」(最大)にして「OK」を押下

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なお、もし聴いている人から「音が小さい」と言われた場合はこの箇所を調べて、数値が小さくなっていないか確認しましょう。設定したにも関わらず小さくなっている場合、設定後に起動された、マイクを使用するなんらかのアプリケーションが自動で小さくしている可能性があります。

  • マイクを使用するアプリケーションが起動している場合(ソフトフォンなど)

設定内容の中でマイク音量設定がある場合、最大にしておく

では。