x86版 Solaris10でシリアルコンソールを使用する
会社にTOSHIBA EQUIUM 5060が転がっていたので、検証とかに使うべくいじる事にしました。リカバリCDはあったもののOSはWindows2000で、いまさら古いWindowsマシンが出来ても特に需要がないなあ、と思い、LinuxかSolarisを入れることにしました。で、とりあえず手元にあったのがSolaris 10 8/07だったので、これをインストールしました。
以前DELL DIMENSION 8300にインストールしたとき程苦戦せず、NICもきちんとiprb0で上がって来ました。
しかしスペックの所為か、GUIが上がってきません。メモリが383MBだと駄目なのかな・・・。
で、GUIが上がらないのにキーボード、マウス、ディスプレイを用意するのが面倒なので、こちらのサイトを参考に、シリアルコンソールでノートパソコンからアクセスする事にしました。やり方は以下のとおりです。
1.スーパユーザで/boot/grub/menu.lstを編集
# vi /boot/grub/menu.lst [変更前] #---------- ADDED BY BOOTADM - DO NOT EDIT ---------- title Solaris 10 8/07 s10x_u4wos_12b X86 kernel /platform/i86pc/multiboot module /platform/i86pc/boot_archive #---------------------END BOOTADM-------------------- [変更後] -B console=ttyaを追加で記入 #---------- ADDED BY BOOTADM - DO NOT EDIT ---------- title Solaris 10 8/07 s10x_u4wos_12b X86 kernel /platform/i86pc/multiboot -B console=ttya module /platform/i86pc/boot_archive #---------------------END BOOTADM--------------------
2.OS再起動を実行後、シリアルポートから接続
これでOKです。逆にディスプレイ、キーボードは使用できなくなります。BIOSでシリアルポート使用禁止にしていたら使えないかもしれませんが、EQUIUM 5060では特に意識せず使用可能でした。これからはtera termでアクセスしよう。
#2008年4月18日追記
ブート時にキーボードが刺さっていないとBIOSがエラーを返してOSが起動しないので、キーボードだけは接続しておかないと駄目みたいです。BIOS設定変えたらこれもクリアできるみたいですが、それはまた後日してみます。
ではー。