部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

マンションのリフォームをしました(その3)

マンションのリフォームをした事についての記録、第3回目です。

前回はこちらです。

bata64.hatenablog.jp

リフォーム業者も決まりましたので、リフォームの実施に向けて打ち合わせを何度か実施しました。
打ち合わせは私たちが住んでいるリフォーム対象の部屋にて、部屋の寸法や構造等の調査実施も兼ねて行いました。

余談ですがリフォーム業者の方は部屋の寸法を測るためにレーザー距離計(形状から推測して多分これだったと思います)を使用していました。

www.kk-custom.co.jp

私はとても欲しくなってしまいましたが奥さんから「使い道ないからやめな」と言われました・・・。

さて、打ち合わせでは、私たちがリフォームでやりたい事を業者に伝えました。列挙すると以下の通りです。

和室を洋室にしたい

リフォーム前の部屋にはリビングの隣に和室がありました。が、畳にこだわりは無いのと、後述する段差を無くしてリビングとの続き間としたかったので洋室にしたいとリクエストしました。

和室とその他の部屋との間にある床の段差をなくしたい

和室は他の部屋より少しだけ床が高くなっており段差がありました。この段差を無くしたい、と要望しました。

台所、風呂、トイレ等の水回り設備を新しくしたい

水回りは設備を新しくすることで使い勝手が良く便利になる事を期待しました。
結果、台所はハンドシャワー水栓(蛇口がホースみたいに伸びるやつ)になり、シンクは広く使い勝手が良くなり、シンクと天板をステンレスにする事で丈夫で洗いやすくなりました。
洗面所はハンドシャワー水栓になりつかいやすくなりました。
風呂はシャワーの位置が好きな高さになるやつ(スライドバー)になり、バスタブもちょっと広くなりました。
トイレも色々と新しくきれいになり、掃除がしやすくなり(出っ張りが少なく、手が届きやすい)ました。

各部屋にLANケーブルを敷設したい

壁の内側にLANケーブルを敷設し、LANのコンセントを各部屋に付けて接続できるようにしたいとリクエストしました。こういうやつです。情報モジュラジャックと呼ぶそうです。

www2.panasonic.biz

自宅でパソコンやスマートフォンをインターネットに繋ぐだけなら無線LAN(Wi-Fi)で事足りるのですが、無線LANのアダプタのない機器(自作PCNAS装置など)を接続し、相互に高速で通信できるようにしたい場合(したいのです)はLANケーブルによる有線接続が必要です。そしてネットワークスイッチを導入して運用したい場合(したいのです)もやはり有線LANが必要となります。
LANケーブルを部屋の中に這わせると見栄えが気になりますしITに興味のない家族からの理解は得られません。という事でリフォームで部屋に手を入れるタイミングで、各部屋にLANケーブルを敷設しておこう、と考えました。

これを導入したい理由を業者の方に伝えて理解してもらうのに一番苦労しましたが、頑張って伝えたことで「そういう趣味の人なんだな」と理解して頂き、他にも色々と提案してもらえるようになりました。
なお、導入すべきLANの規格は「Cat6Aまでなら価格はあまり変わらず、Cat7以上になると高くなる」と説明されました。私は最低限10Gbpsに対応させたいと思っていましたので、Cat6AのコンセントとLANケーブルの敷設をしてもらうように頼みました。

配線の仕方としては、各部屋からルータを設置する予定のテレワークスペース(後述します)へ集約するスター型の配線にしてもらいました。
テレワークスペース壁面のコンセントはこんな感じになりました。

キッチンの対面にカウンターを作りたい

キッチンはリフォーム前も対面式なのですが「家族が並んで座れるカウンターが欲しい」と奥さんから要望がありました。
業者とも相談し、スペースの都合上3人が横並びで座れるカウンターを設置しました。

こんな感じです。
www.lixil.co.jp

トイレの手洗い場は給水タンクとは別に設置したい

これも奥さんからの要望でした。業者に相談し、トイレメーカーのショールームを見学して検討した結果、こんな感じのやつを導入しました。
www.lixil.co.jp

部屋干し用の設備(天井から棒を吊るすタイプ)を各部屋に設置したい

リフォーム前は洗濯物を部屋干しするスペースが少ない事が不満でした。和室の鴨居と壁の間の段差にハンガーを掛けたり、ホームセンターで買った部屋干し用スタンドと併用していましたが、鴨居に掛けたハンガーはちょっとした風でたやすく落下してしまいます。また、部屋干しスタンドはあまり多くの洗濯物を干すことができません。

という事でリフォームにあたって部屋干し用のスペースをあらかじめ作っておきたい、と業者にリクエストしたところ、天井から竿を吊るすタイプの製品「ホスクリーン」を提案されました。

www.kawaguchigiken.co.jp

これなら部屋干ししないときはちょっとした衣服を掛けておくこともできるし便利!という事で全ての居室に設置してもらいました。これこそが今回のリフォームで設置して最も良かったものと言っても過言ではありません。超おすすめ。

各洋室を子供用個室に変更したい

リフォーム対象の部屋には、洋室が2つあります。これを長女、長男それぞれの個室にする事にしました。
相談した結果ちょっとした間取りの変更(ドアの位置とクローゼット形状の変更)と、学習机設置スペースにLEDダウンライトを設置する事にしました。


それから、リフォーム業者と協議をした結果、以下の事項を導入する事にしました。

カビ対策として玄関に換気扇を設置する

リフォーム前は玄関やトイレの壁紙にカビが生えてしまっていました。
私たち夫婦が住むようになってから冷暖房効果を向上させるためにサッシを二重化しました。冷暖房効果は良くなったのですが、その代わりに湿気が外に逃げづらくなってしまったようで、その影響ではないかと考えています。
リフォーム後に同様の事が発生しないようにしたい、と相談した結果、リフォーム前の

  • トイレ
  • 洗面所
  • 風呂

の3室を換気していた換気扇を、玄関も加えた4室を換気するように変更し、かつ24時間稼働させる方式にしました。設置前は電気代と騒音が気がかりでしたが、騒音は居室にいると全く気にならないので良かったです。電気代は今後の検証となるでしょう。。。
なお、業者の方曰く「玄関ドア横に換気口を開けられれば換気扇が無くても解決できると思うが管理組合との取り決め上、外壁は専有部分ではないので工事できない」との事でした。

ガス給湯器をグレードアップして今より給湯量を増やす

ガス給湯器も古くなっていたのでリフォームを期に新調となりましたが、グレードアップするとお風呂と台所で同時にお湯を出しても大丈夫になる、という説明を受け、せっかくだしという事でグレードアップしました。

なるべく天井の出っ張りを無くす(構造上できないところは除く)

リフォーム前の部屋の天井付近にはいくつか出っ張りがありました。リフォーム実施に当たり業者に調査してもらった結果、水道管や排気口が通っていたりコンクリートの梁がある箇所であることがわかりました。
すべてなくすことは出来ませんでしたが、出っ張りを少なくする事はできました。

ベランダに面していなかった部屋をベランダ側に寄せて日差しが入るようにする

超簡単な部屋の間取りの概略図をペイントで描きました。画像下側(南側)はベランダだとします。

水色部分の和室を、

このように南側に寄せ、洋室にしました。これによってベランダに面して日差しが入るようになりました。

クローゼットとその手前の空間をテレワークスペース(書斎)にする
キッチンにパントリーを作る
冷蔵庫設置位置を変更する

キッチンに、食品類を保管するスペース(パントリー)があると良いのでは、という提案を業者から受けました。一方、キッチンのどこに作ればいいだろうか、という事については業者から提案された場所がしっくりこなかったため、業者側は再検討、こちらはどうしたいか考えてみよう、という事になりました。
で、考えた結果、

リフォーム前はこうなっていたのを、

  • クローゼットは無くし、リビング側に私のテレワークスペース(書斎)を作る
  • 冷蔵庫スペースと無くなったクローゼットのスペースを使ってパントリーにする
  • 冷蔵庫は南側に移動する

としました。変更後は以下の通りです。

今まで食器棚の一部や床に置いていた食品類がまとめて収納できるようになり、転職して在宅勤務になった私の執務スペース兼パソコン作業を楽しむための書斎スペースが出来ました。
これは我ながらナイスな判断だったなあと思っています。

LANケーブル用配管を各部屋に設置してその中にLANケーブルを通す(後々にケーブル更改しやすくするため)

LANのコンセントを設置したい事をリフォーム業者に力説したところ、「後からご自分でLANケーブル敷設しなおしたい時に楽ですからケーブル用配管を作ってその中にLANケーブル敷設しましょう」と言われ、その通りにしました。ありがとうございます。

洗面台と洗濯機設置場所を変更する

洗面室にて、これまでは

  • 洗面台は南側、洗濯機は北側

という配置でしたが、洗面台は従来の作り付けから既製品のものに変更となり、サイズの都合を考慮して

  • 洗面台は北側、洗濯機は南側

に変更しました。

一部の戸を開き戸から引き戸に変更する

廊下とリビングの出入口の戸はこれまでは開き戸のドアでしたが、位置の変更に伴い引き戸に変更しました。
また、洋室の配置が変わった事に伴い、引き戸にしました。

各洋室に主電灯に加えてダウンライトも設置する

洋室にはLEDの電灯が一つあればいいと考えていましたが「LEDのダウンライトもあるといいですよ」と業者から提案を受け、要らなくない?と内心思いつつそんなにコストが増えないという事なので、その通りにしました。
子供部屋は机のスペースにダウンライトがあるので机用の照明になりました。
また、電灯だけではなくダウンライトもあると部屋が明るくなったので、付けて良かったようです。

各所の電気コンセントを増やす

リフォーム前よりコンセントの口が増えました。「コンセントを増やしてもコストはそんなに増えないし、今は電化製品が多いので沢山あった方が便利」と業者に言われ、確かにそうだなと思いましたので増やしてもらいました。
また、「ご主人のテレワークスペースに電気機器沢山置きそうですからコンセントの口はさらに増やしときましょう」と提案されました。ありがとうございます。
なお、コンセントの位置は業者からおおまかな配置を提案された後にこちらから希望を伝えて微調整をして決定しました。

押し入れをクローゼットに変更する

和室にあった押し入れは、洋室に変更したことを受けてクローゼットになりました。

玄関ホールとリビングの出入口を西側から南側に変更

こうなっていたのを、

こうしました。

今までは居室の明かりが玄関に届かないため玄関が暗かったのですが、引き戸のガラス越しに玄関にも光が入るようになり明るくなりました。



また、以下の事項は要望しましたが実現できませんでした。

既存洗面台の鏡は大きくて気に入ってたので出来れば残したい -> 洗面台毎新しくなるので鏡は撤去する事にした
暖冷房効果を高めるためにすべてのサッシを二重にしたかったが、スペースの都合で一部の窓は二重窓にできなかった

さらに続きます。

では。