部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

第53回神奈川県合唱コンクール(2010年9月5日 於:神奈川県立音楽堂)

先日、9月5日の日曜日に開催された第53回神奈川県合唱コンクール(県大会)一般Aの部に、かながわフリーダム・シンガーズで出演してきました。

結果は金賞、10月10日に千葉県市川市文化会館で開催される第65回関東合唱コンクール(関東大会)進出決定です。よっしゃー!
あと、一般部門Aで一位だったようです。うれしい!!

詳細な結果は神奈川県合唱連盟のホームページで確認できます。

今回演奏したのは、
課題曲:
M2 「Si quaeris」(「Laudes de Saint Antoine de Padoue」から) (Francis Poulenc 作曲)
自由曲:
「Ave Regina Coelorum」 (Vytautas Miskinis 作曲)
「燃えるもの−蜘蛛」(男声合唱組曲「内なる遠さ」から) (高野喜久雄 作詩 高田三郎*1 作曲 須賀敬一 編曲)
でした。

「Ave Regina Coelorum」についてはyoutubeに「広域指定合唱団青山組」という合唱団が第24回東京ヴォーカルアンサンブルコンテスト(TVEC)で演奏した時のものと思われる録音がアップロードされているので聞けます(著作権大丈夫なのかな)

今年は7月25日に実に6年ぶりの演奏会があり、そのための練習でコンクールのための練習時間が直前にあまり割けなかったので、それでも関東大会に行けた、というのはとても意義深いものだと思います。

実際、演奏会後数回の練習での出来は、決して良いものではありませんでした。自慢の愛機「オリンパス LS-10」で録音した毎回の練習の録音を聞き返し、「全然仕上がっていないけど大丈夫かよ」と思ったものですが、コンクール当日の演奏は公式録音(演奏者は購入する事が出来るのです)を聞くと確かに良い感じです。課題曲には高い音で歌わなければならない旋律*2があり大変難儀していたのですが、わりと上手く出来たようです。多分お世辞ですが我らがマエストロの中館伸一先生が演奏後に審査結果が出た後に関係者と雑談した際に「課題曲の第一声を聞いて、これは(関東に)行ったと思った」と言われたらしいですし。お世辞ですけどね・・・。

また、直前に自分のパートの高音部分だけ練習していた(「モー」とか「メー」とか高い声で連呼していた)のが良かったのかもしれません。周りには「牛かヤギみたいだ」とか「駅前にそういう奇声を上げてるおじさんいるよね」とか言われましたが、それにもめげずに頑張ったのが良かったんだ。そうに違いない。

ただ、今年、我々に有利な点があったとしたら、神奈川県屈指の合唱指揮者である桑原妙子先生指揮の二団体(マルベリー・クワイア、マルベリー・チェンバークワイア)が昨年全国大会に出場したおかげで今年はシード団体となり、審査の対象から外れた(無条件で関東大会へ進出した)事、我々と同じ男声合唱団としてコンクールで争っていたヴォーカルアンサンブル未生(Myuu)や、女声合唱団のTrinity、かの有名な合唱指揮者、作曲家の松下耕先生が音楽監督であるCollegium Cantorum YOKOHAMA(元『横浜室内合唱団「海〜kai〜」』)といった毎度コンクールで会うおなじみの団体が出場していなかった、という事は事実です。情けない事ではありますが、強力な団体と競わなくて済んだのは助かったかもしれないです。

ただ、いくら強豪が不在でもそれなりの演奏でなければ金賞は取れないのだと信じたいです。また、次の関東大会ではシード団体も一緒に審査対象となりますので、全日本合唱コンクール(全国大会)に進出するための勝負が先延ばしになっただけ、とも言えます。次は強豪と勝負をしないといけないのです。望むところだコノヤロー。
と言いたい所ですがやっぱり不安ですので、関東大会までの短い時間ではありますが、出来る限りの努力、練習をした上で臨みたいと思います。団員メーリングリストでは早くも関東大会当日の練習会場探しが始まっております。団員みんなノリノリです。

ちなみに、演奏の評判を調べようと思い、2ch 合唱板の「神奈川県の合唱について語るスレ」を眺めてみましたが、中学、高校の話題しか書かれていません。一般団体への関心は薄いんだな・・・。

なお、審査結果は毎度おなじみ新増沢方式で出されています。神奈川県合唱連盟のサイトからはそのうち消えてしまうので、こちらにも書いておきます。

順位 有村祐輔 江上孝則 片山みゆき 長谷川久恵 古橋富士雄 総合順位 代表
1 ユース松林 フリーダム フリーダム フリーダム フリーダム かながわフリーダム・シンガーズ 金賞
2 フリーダム ユース松林 TAMA たまとも ユース松林 ユース松林 金賞
3 たまとも TAMA ユース松林 ユース松林 TAMA TAMA STAR SINGERS 銀賞
4 ピノ たまとも たまとも ピノ 湘南コーロ 合唱団たまとも 銀賞
5 湘南コーロ 藤沢 藤沢 藤沢 藤沢 アンサンブル藤沢 銀賞
6 藤沢 湘南コーロ ピノ Mora たまとも アンサンブル・ピノ 銅賞
7 TAMA ピノ 湘南コーロ TAMA Nuts 湘南コーロ・ステラ 銅賞
8 Mora VOCK VOCK 湘南コーロ ピノ 合唱団VOCK
9 VOCK Nuts Mora VOCK VOCK アンサンブルMora
10 Nuts Mora Nuts Nuts Mora Choir Nuts
11 ゴンジリー ゴンジリー ゴンジリー ゴンジリー ゴンジリー ゴンジリーズ

ではー。

*1:『高』の正式表記はいわゆる『はしご高』ですが表示されないので略字です

*2:バリトンで高いE、Fを出す辛さはアマチュア男声合唱団のバリトンの方なら理解してもらえるはずです