部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

雛人形を買いました

三月三日の桃の節句は、木乃子の初節句となりますが、奥さんのご実家が雛人形を木乃子に贈ると申し出てくださり、昨日の日曜日に浅草橋まで買いに行ってきました。
奥さんに聞くまで全然知りませんでしたが、浅草橋には昔から人形の問屋がたくさんあり、有名どころとしては秀月、久月、吉徳というお店があるそうです。浅草橋駅からはそれらの店が見えますし、呼び込みの人もチラシをもって立っています。三月三日に向けた書き入れ時なのかもしれません。

さて、人形の種類は一杯あるし、お店も一杯あるのでどういう基準で買えば良いか悩んだのですが、事前に奥さんと話し合い、以下の方針で探すことにしました。

・飾る際の家のスペースの都合上、お内裏様とお雛様だけの飾り(『親王飾り』というらしい)にする
・実物を見て、気に入ったらそれを買う。ブランドとかは気にしない

より良いものを探そうと色々な店で沢山ひな人形を見ていたら、「ひな人形ってなんだっけ?」と軽くゲシュタルト崩壊しそうになったので、色々見て回った結果、吉徳で気に入った人形を見つけたのでそれに決めました。飾りが派手でなく、かつ人形の顔が他のものより良いように見えたからです。

価格帯としては9万〜10円台のもの、15〜17万円台のもの、20万円台、さらにそれ以上のものと色々ありました。トイザラスのチラシに載っているやつは5〜7万円台でしたが、お店にはそういうのはありませんでした。値段が上がると人形や着物、小物の質が上がっていくようです。また、古くからあるものですから、人形、着物、屏風、その他小物などにそれぞれみるべきポイントがあったようです。

しかし、最終的には好みで決めました。高名な人形作家が作っているという人形でも人形の顔とか着物の柄とか屏風のデザインが気に入らないものもありました。また、あまり時間をかけていると木乃子がぐずってしまいます。各店を回った後は即決に近かったと思います。もし買う機会がまたあったとしたら、「アメトーク」の家電芸人よろしくめぼしい店のカタログを入手し、自宅で検討後に再度店へ行き、実物を見て決めるとより良いかなあと思いました。それでも結果はあまり変わらない気がしますが、気分的にはよりすっきりしそうです。

それから今回はスポンサーである奥さんのお母様と、そのお友達で浅草橋在住の方が同行していたのですが、そのお友達の方によると「昔は吉徳に顔が利いたんだけど、今は知っている店員がいなくなってしまった」との事でした。
しかし一応その旨吉徳の店員に伝えたところ、そのせいかどうかはわかりませんが値引きしてくれました。家具と同じく定価より値引きしてもらえる可能性は高い商品だと思います。

今回得た教訓は、
・予算と設置場所に会うものを探す
・実物を見て気に入ったらそれを買う
・わりと値引きしてくれるので一回は交渉してみる
でした。

なお以下余談ですが、浅草橋で回った各人形店(吉徳、秀月、久月)のCMがyoutubeにありました。


「にんぎょうーのきゅうげつー」は知ってたけど「かおがいのちーのー、よーしーとーくー」と「冠に家紋をお入れできるのは、秀月だけのオリジナル」は知りませんでした。しかし昔のローカルCMならではの味わいがあって素敵だと思いました。

http://www.youtube.com/watch?v=Yid0AlBS8aE

ではー。