部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

マンションのリフォームをしました(その3)

マンションのリフォームをした事についての記録、第3回目です。

前回はこちらです。

bata64.hatenablog.jp

リフォーム業者も決まりましたので、リフォームの実施に向けて打ち合わせを何度か実施しました。
打ち合わせは私たちが住んでいるリフォーム対象の部屋にて、部屋の寸法や構造等の調査実施も兼ねて行いました。

余談ですがリフォーム業者の方は部屋の寸法を測るためにレーザー距離計(形状から推測して多分これだったと思います)を使用していました。

www.kk-custom.co.jp

私はとても欲しくなってしまいましたが奥さんから「使い道ないからやめな」と言われました・・・。

さて、打ち合わせでは、私たちがリフォームでやりたい事を業者に伝えました。列挙すると以下の通りです。

和室を洋室にしたい

リフォーム前の部屋にはリビングの隣に和室がありました。が、畳にこだわりは無いのと、後述する段差を無くしてリビングとの続き間としたかったので洋室にしたいとリクエストしました。

和室とその他の部屋との間にある床の段差をなくしたい

和室は他の部屋より少しだけ床が高くなっており段差がありました。この段差を無くしたい、と要望しました。

台所、風呂、トイレ等の水回り設備を新しくしたい

水回りは設備を新しくすることで使い勝手が良く便利になる事を期待しました。
結果、台所はハンドシャワー水栓(蛇口がホースみたいに伸びるやつ)になり、シンクは広く使い勝手が良くなり、シンクと天板をステンレスにする事で丈夫で洗いやすくなりました。
洗面所はハンドシャワー水栓になりつかいやすくなりました。
風呂はシャワーの位置が好きな高さになるやつ(スライドバー)になり、バスタブもちょっと広くなりました。
トイレも色々と新しくきれいになり、掃除がしやすくなり(出っ張りが少なく、手が届きやすい)ました。

各部屋にLANケーブルを敷設したい

壁の内側にLANケーブルを敷設し、LANのコンセントを各部屋に付けて接続できるようにしたいとリクエストしました。こういうやつです。情報モジュラジャックと呼ぶそうです。

www2.panasonic.biz

自宅でパソコンやスマートフォンをインターネットに繋ぐだけなら無線LAN(Wi-Fi)で事足りるのですが、無線LANのアダプタのない機器(自作PCNAS装置など)を接続し、相互に高速で通信できるようにしたい場合(したいのです)はLANケーブルによる有線接続が必要です。そしてネットワークスイッチを導入して運用したい場合(したいのです)もやはり有線LANが必要となります。
LANケーブルを部屋の中に這わせると見栄えが気になりますしITに興味のない家族からの理解は得られません。という事でリフォームで部屋に手を入れるタイミングで、各部屋にLANケーブルを敷設しておこう、と考えました。

これを導入したい理由を業者の方に伝えて理解してもらうのに一番苦労しましたが、頑張って伝えたことで「そういう趣味の人なんだな」と理解して頂き、他にも色々と提案してもらえるようになりました。
なお、導入すべきLANの規格は「Cat6Aまでなら価格はあまり変わらず、Cat7以上になると高くなる」と説明されました。私は最低限10Gbpsに対応させたいと思っていましたので、Cat6AのコンセントとLANケーブルの敷設をしてもらうように頼みました。

配線の仕方としては、各部屋からルータを設置する予定のテレワークスペース(後述します)へ集約するスター型の配線にしてもらいました。
テレワークスペース壁面のコンセントはこんな感じになりました。

キッチンの対面にカウンターを作りたい

キッチンはリフォーム前も対面式なのですが「家族が並んで座れるカウンターが欲しい」と奥さんから要望がありました。
業者とも相談し、スペースの都合上3人が横並びで座れるカウンターを設置しました。

こんな感じです。
www.lixil.co.jp

トイレの手洗い場は給水タンクとは別に設置したい

これも奥さんからの要望でした。業者に相談し、トイレメーカーのショールームを見学して検討した結果、こんな感じのやつを導入しました。
www.lixil.co.jp

部屋干し用の設備(天井から棒を吊るすタイプ)を各部屋に設置したい

リフォーム前は洗濯物を部屋干しするスペースが少ない事が不満でした。和室の鴨居と壁の間の段差にハンガーを掛けたり、ホームセンターで買った部屋干し用スタンドと併用していましたが、鴨居に掛けたハンガーはちょっとした風でたやすく落下してしまいます。また、部屋干しスタンドはあまり多くの洗濯物を干すことができません。

という事でリフォームにあたって部屋干し用のスペースをあらかじめ作っておきたい、と業者にリクエストしたところ、天井から竿を吊るすタイプの製品「ホスクリーン」を提案されました。

www.kawaguchigiken.co.jp

これなら部屋干ししないときはちょっとした衣服を掛けておくこともできるし便利!という事で全ての居室に設置してもらいました。これこそが今回のリフォームで設置して最も良かったものと言っても過言ではありません。超おすすめ。

各洋室を子供用個室に変更したい

リフォーム対象の部屋には、洋室が2つあります。これを長女、長男それぞれの個室にする事にしました。
相談した結果ちょっとした間取りの変更(ドアの位置とクローゼット形状の変更)と、学習机設置スペースにLEDダウンライトを設置する事にしました。


それから、リフォーム業者と協議をした結果、以下の事項を導入する事にしました。

カビ対策として玄関に換気扇を設置する

リフォーム前は玄関やトイレの壁紙にカビが生えてしまっていました。
私たち夫婦が住むようになってから冷暖房効果を向上させるためにサッシを二重化しました。冷暖房効果は良くなったのですが、その代わりに湿気が外に逃げづらくなってしまったようで、その影響ではないかと考えています。
リフォーム後に同様の事が発生しないようにしたい、と相談した結果、リフォーム前の

  • トイレ
  • 洗面所
  • 風呂

の3室を換気していた換気扇を、玄関も加えた4室を換気するように変更し、かつ24時間稼働させる方式にしました。設置前は電気代と騒音が気がかりでしたが、騒音は居室にいると全く気にならないので良かったです。電気代は今後の検証となるでしょう。。。
なお、業者の方曰く「玄関ドア横に換気口を開けられれば換気扇が無くても解決できると思うが管理組合との取り決め上、外壁は専有部分ではないので工事できない」との事でした。

ガス給湯器をグレードアップして今より給湯量を増やす

ガス給湯器も古くなっていたのでリフォームを期に新調となりましたが、グレードアップするとお風呂と台所で同時にお湯を出しても大丈夫になる、という説明を受け、せっかくだしという事でグレードアップしました。

なるべく天井の出っ張りを無くす(構造上できないところは除く)

リフォーム前の部屋の天井付近にはいくつか出っ張りがありました。リフォーム実施に当たり業者に調査してもらった結果、水道管や排気口が通っていたりコンクリートの梁がある箇所であることがわかりました。
すべてなくすことは出来ませんでしたが、出っ張りを少なくする事はできました。

ベランダに面していなかった部屋をベランダ側に寄せて日差しが入るようにする

超簡単な部屋の間取りの概略図をペイントで描きました。画像下側(南側)はベランダだとします。

水色部分の和室を、

このように南側に寄せ、洋室にしました。これによってベランダに面して日差しが入るようになりました。

クローゼットとその手前の空間をテレワークスペース(書斎)にする
キッチンにパントリーを作る
冷蔵庫設置位置を変更する

キッチンに、食品類を保管するスペース(パントリー)があると良いのでは、という提案を業者から受けました。一方、キッチンのどこに作ればいいだろうか、という事については業者から提案された場所がしっくりこなかったため、業者側は再検討、こちらはどうしたいか考えてみよう、という事になりました。
で、考えた結果、

リフォーム前はこうなっていたのを、

  • クローゼットは無くし、リビング側に私のテレワークスペース(書斎)を作る
  • 冷蔵庫スペースと無くなったクローゼットのスペースを使ってパントリーにする
  • 冷蔵庫は南側に移動する

としました。変更後は以下の通りです。

今まで食器棚の一部や床に置いていた食品類がまとめて収納できるようになり、転職して在宅勤務になった私の執務スペース兼パソコン作業を楽しむための書斎スペースが出来ました。
これは我ながらナイスな判断だったなあと思っています。

LANケーブル用配管を各部屋に設置してその中にLANケーブルを通す(後々にケーブル更改しやすくするため)

LANのコンセントを設置したい事をリフォーム業者に力説したところ、「後からご自分でLANケーブル敷設しなおしたい時に楽ですからケーブル用配管を作ってその中にLANケーブル敷設しましょう」と言われ、その通りにしました。ありがとうございます。

洗面台と洗濯機設置場所を変更する

洗面室にて、これまでは

  • 洗面台は南側、洗濯機は北側

という配置でしたが、洗面台は従来の作り付けから既製品のものに変更となり、サイズの都合を考慮して

  • 洗面台は北側、洗濯機は南側

に変更しました。

一部の戸を開き戸から引き戸に変更する

廊下とリビングの出入口の戸はこれまでは開き戸のドアでしたが、位置の変更に伴い引き戸に変更しました。
また、洋室の配置が変わった事に伴い、引き戸にしました。

各洋室に主電灯に加えてダウンライトも設置する

洋室にはLEDの電灯が一つあればいいと考えていましたが「LEDのダウンライトもあるといいですよ」と業者から提案を受け、要らなくない?と内心思いつつそんなにコストが増えないという事なので、その通りにしました。
子供部屋は机のスペースにダウンライトがあるので机用の照明になりました。
また、電灯だけではなくダウンライトもあると部屋が明るくなったので、付けて良かったようです。

各所の電気コンセントを増やす

リフォーム前よりコンセントの口が増えました。「コンセントを増やしてもコストはそんなに増えないし、今は電化製品が多いので沢山あった方が便利」と業者に言われ、確かにそうだなと思いましたので増やしてもらいました。
また、「ご主人のテレワークスペースに電気機器沢山置きそうですからコンセントの口はさらに増やしときましょう」と提案されました。ありがとうございます。
なお、コンセントの位置は業者からおおまかな配置を提案された後にこちらから希望を伝えて微調整をして決定しました。

押し入れをクローゼットに変更する

和室にあった押し入れは、洋室に変更したことを受けてクローゼットになりました。

玄関ホールとリビングの出入口を西側から南側に変更

こうなっていたのを、

こうしました。

今までは居室の明かりが玄関に届かないため玄関が暗かったのですが、引き戸のガラス越しに玄関にも光が入るようになり明るくなりました。



また、以下の事項は要望しましたが実現できませんでした。

既存洗面台の鏡は大きくて気に入ってたので出来れば残したい -> 洗面台毎新しくなるので鏡は撤去する事にした
暖冷房効果を高めるためにすべてのサッシを二重にしたかったが、スペースの都合で一部の窓は二重窓にできなかった

さらに続きます。

では。

マンションのリフォームをしました(その2)

大分日が経ちましたが、マンションのリフォームをした事についての記録の続きです。

bata64.hatenablog.jp


今回はリフォームをすることになった経緯と、リフォーム業者の選定について書きます。

リフォーム検討の開始(2015年)、そして保留

リフォームをしようか、という機運が夫婦の間で上がったのは2015年でした。とはいえ何をしたらいいのか全く分からなかったので、とりあえず「SUUMOリフォーム実例&会社が見つかる本」

という雑誌を書店で購入し、掲載されているリフォーム業者からいくつかピックアップして資料請求を行いました。

www.fujisan.co.jp


数日すると各業者からカタログが郵送されてきたので読んでみたところ、どうやらリフォーム業者は

- 古い住宅を総合的に新しい設備に変える大手業者
- 住む人のコンセプトに応じてリフォームを行う中小業者

に大別されるように思われました。
私たちは「コンセプトに応じて家をデザインしなおす」というよりは「古い各種設備を新しくする」事が一番の目的と考えていたので、総合的にリフォームしてくれる大手業者を選定するのが良いのではないか、と考えました。

が、この時点では住んでいる古いマンションをリフォームするか、中古の一戸建てを取得してそれをリフォームするか(こちらは予算や条件が現実的ではないと後から判断し却下することになりました)を悩んでおり結論が出ていない状態でした。
結局は「長女が中学校に入学するくらいまでには決めよう」という事にし、一旦保留にしました。

転機が訪れる

ところがそのうちに、奥さんのご実家(一戸建てに住んでいる)をリフォームする話が出てきました。私たち夫婦が取り寄せたカタログをもとに2社を選定し、連絡を取ってほしいと頼まれました。

2社のうち一方(仮にA社とします)は大手総合リフォーム会社の2~3番手くらいの会社でした。カタログを送ってきた営業担当者に電話したところ、「すぐに連絡してみます、ご紹介をありがとうございます」とお礼を言われました。

もう一方(仮にB社とします)は広告もたくさん打っている業界1位の企業でした。こちらも営業担当者に電話したのですが「あっそうですかハイハイ」みたいな感じであまりいい印象は受けませんでしたが、ともあれ奥さんのご実家には連絡が行ったようです。


結果としては奥さんのご実家が選択したのはA社でした(後から聞いたところ、ご実家としてもやっぱりB社の応対が悪かったのがマイナスポイントだった模様です)。
で、A社による住宅リフォームが進んでいくのを近くで見ていた訳なのですが、A社の営業担当者が好印象であるとしばしば耳にし、実際に完成したリフォーム後の仕上がりを見て「なるほどA社に頼んだ場合はこういう感じになるんだな」という感触を得る事ができました。

改めてリフォームの実施を決断する

そして時は流れ6年後、2021年になって我が家のリフォームをしよう、と改めて検討することになりました。
自宅であるマンションの一室は築25年程経過しており、色々なところが老朽化していました。一つ一つは修理や修繕が可能ではあると思うのですが、まとめて何とかした方が早いように思われました。

    • トイレのタンクから少しずつ水が漏れる
    • 各所の壁紙や床が傷んでいる、汚れがとれなくなっている
    • 網戸が劣化して破れた
    • お風呂の電灯カバーが壊れてきた
    • ガス給湯器のパネルに時刻が表示されなくなった
    • 古いエアコンが動かなくなった、等

また、子供が大きくなってきたのでそろそろ個室を与えたいものの、候補となる部屋の一部は漫画置き場になっていたり私のテレワークスペースになっていました。
何らかの間取り変更をしたらよさそうですが、具体的にどうしたらいいか、どういう事が可能なのかは専門家(リフォーム業者)に一度相談が必要であるように思われました。

経緯を踏まえて業者を選定する

という事でリフォーム業者に連絡を取る事にしましたが、夫婦で考えたのは「相見積もり取って業者の比較検討とか非常にめんどいので、A社の話を聞いてよさそうだったらもう決めちゃおう」という事でした。リクルートの雑誌に事例として載るようなマイホームへの様々なこだわりがあまり無い(古い家が新しくなればとりあえずオッケー)という共通点が私たち夫婦にはあるようです。どういう仕上がりになりそうかは奥さんご実家の様子を見て把握できており、あれなら悪くないなとも思っていました。

あとは結婚式の式場の選定の際も同じでしたが、応対する担当者から誠実さを感じられるかを重要視するという事も二人の共通の価値観であるように思われます。大きな金額の買い物となるので、信頼のおける人に任せたいと思っているのです。A社はこれまでの経緯から信頼がおける可能性があると私たちは判断しました。

そしてA社の営業担当者に連絡を取り、自宅を調査してもらっておおまかなリフォームのプランと概算の見積もり額を教えてもらい、夫婦にて検討した結果A社にマンションのリフォームをお願いする事に決めたのでした。


次回に続きます

では。

新型コロナウイルス感染症流行中の合唱活動の記録(2020年5月~2022年3月)

大分間が空いてしまいましたが、2020年に書いた新型コロナウイルス感染症の流行、いわゆるコロナ禍での合唱活動の記録について、2022年3月時点で書き記しておこうと思います。

前回はこちらです。
bata64.hatenablog.jp

所属している合唱団について

混声合唱団 R

男声合唱団 F

  • 団の運営メンバーを務めている
  • 神奈川県川崎市で活動

2020年5月~8月

混声合唱団 R、男声合唱団 Fともに依然として活動は休止。運営メンバーとはZoomで適宜ミーティングを行い活動方針の検討を行った。
混声合唱団 Rの方ではZoomを用いたオンライン練習の実施を模索し、8月ごろにお試しでZoomでのオンライン懇談会を経てオンライン練習を開始した。開始にあたっては、練習計画、団員からの参加費、指揮者、ピアニストへの謝礼といったお金関係のやりとり、金額をどうするか?といった点について前例が無いため色々と模索した。

一方、男声合唱団 Fではオンライン練習は実現しなかった。オンライン練習の捉え方はRでは「どんな活動でもできるならやってみよう」、Fでは「会場での練習のようにはできないからやりたくない」というのが主な意見で、合唱団によって違うものだと興味深かった。

オンライン練習は自宅から参加することになるが、自宅で歌える環境(騒音で近所迷惑になる心配が無い、家族への配慮をしなくてもよい、など)にある人しか歌えない。また、Zoomの特性上、同タイミングで声を出せない(必ずズレる)のでハーモニーは作れない。
よって、指揮者の指導に合わせて一人ずつ歌い、他の歌えるメンバーはそれに合わせて自宅で歌うという進め方、あるいは和声学に関する座学の講習、というメニューで練習を進めた。
後半はやることに詰まりが来ていて正直飽きていた人も少なくない気がしたが、Rのメンバーはそれでも積極的に参加してくれた。

2020年9月 ~ 2021年5月

混声合唱団 R、男声合唱団 Fともにそろそろ会場練習を再開しよう、という機運が高まるが、会場に集まる事への懸念が合唱団員や指揮者にあり、希望者はZoomから参加できるように配慮(指揮者も含む)するため、会場にはノートPCとマイクを持ち込み中継をする事に。かくしてZoomでの合唱中継に関するノウハウを蓄積し続ける日々が始まった。

参考:
bata64.hatenablog.jp


練習再開にあたってはRについては従来は毎週練習していたのを月2回、かつ時間も短縮して開催する事にした。ここでも参加費や謝礼をどうするか?という点が、前例のない中模索するのが大変だった。

あと、対面でのコミュニケーションができない中での運営メンバーのミーティング、メールでのやりとりが続く中で大小さまざまな揉め事が起きたが、会場練習が再開して会う機会ができると少しずつ解消していった。コロナ禍で溜まったフラストレーション(思うように歌えない、外出できない事によると思われる)が原因であったと思う。自分自身も今思うと驚くほどイラついていた。
Zoomでのオンラインミーティングは対面でのミーティングと同等にコミュニケーションができる、と当初は思っていたが、ミーティングを重ねる度に十分なコミュニケーションが取れてない場面が増え、どうも違うらしい、という感想を持つようになった。従来の持論である「メールだけで打ち合わせしてるとそのうち揉める」というのにはオンラインミーティングも該当するように思われた。できる限り直接会って意思疎通を行い、メールやZoomはその補完、補助として利用するのが望ましいように思われる。

なお、R,Fともに緊急事態宣言下では会場練習は行わない事とした(この基準を定めるための議論も色々と大変だった・・・)ので、発令されるたびにお休み(Rの場合はオンライン練習に切り替え)、延長されたら再開も延期、という事になった。
今となっては「もう仕方ないな~」くらいの気持ちになっているが、この頃はせっかく計画した会場練習が中止となったり再開がなかなかできない事に都度都度落胆し、フラストレーションをためていた・・・。

2021年6月~9月

男声合唱団 Fは緊急事態宣言解除を待って会場練習を1 ~ 2回実施した上で、従来出場していた神奈川県合唱祭およびミューザ川崎市民合唱祭に出場。かなりのブランクが空いた上での本番の出来栄えは決して満足のいくものでは無かったが、とにかく久しぶりの本番は楽しかった。
このまま8月も、従来出場していた神奈川県合唱コンクールにも出場しよう!という機運が高まったが、再度緊急事態宣言が発令される。運営メンバーで話し合った結果、賛否両方とも出たが、出場を見合わせる事に決定。一度参加するつもりだったイベントをあきらめるのは辛かった。そして活動が出来ていなくて活動費の徴収もままならない中で、払い込んだ本番参加費を諦める(自己都合で辞退の場合主催者から返還されない)のも団の会計収支的にキツかった。

混声合唱団 Rは緊急事態宣言発令下ではオンライン練習、解除されたら月2回の会場練習、という体制で淡々と練習を続ける。

2021年10月 ~ 2022年3月

緊急事態宣言が終了し、以降は休止することなく会場練習をコンスタントに続けることができるようになった。
男声合唱団 Fは2022年2月に開催される本番に出場できた。
混声合唱団 Rは2022年4月からは月2回から毎週へ練習開催頻度を増やす(平時と同じにする)事の検討を開始、現在に至る。

R、Fともに参加メンバーは減少。参加を見合わせる理由は必ずしもコロナ禍に関係が無い人も多かったが、大元の原因は新型コロナウイルスではないかと個人的には思う。コロナ禍でしばらく活動が無い事で、なんとなく毎回参加していた合唱活動への意欲が失われた(あるいは別の趣味を見つけた)、コロナ禍での色々なストレスで合唱活動を行う心身の余裕がなくなってしまった、など・・・。
戻ってくるメンバーはいるのかどうかは現時点ではわからないが、運営する側としては悲しいが戻ってこない場合を想定しておかなければならない。

では。

マンションのリフォームをしました(その1)

はじめに

現在住んでいるマンションのリフォームをする事になり、2021年7月から工事を開始し、2021年10月から住み始めました。
住宅のリフォームはなかなか無い事なので、やった事や思った事を忘れないうちに書いておこうと思います。
たぶん何回か分けて書く事になると思うので、まずはやった事の概要を書いておきます。

リフォームをする事になった経緯

  • 今住んでいるマンションは築25年程で、いろんなところが老朽化していたので直したかった
    • 例:トイレの水が少しずつ漏れる、各所の壁紙がはがれた、玄関等の壁紙がカビて汚れてきた、網戸が破れた、お風呂の電灯カバーに穴が空きそう、ガス給湯器パネルに時刻が表示されなくなった、古いエアコンが動かなくなった、床のタイルが一部浮いた、など
  • 子供が大きくなってきたので個室を与えるにあたり設備を新しくしたかった
  • 今の間取りを変更したら暮らしやすくなるかを専門家に相談してみたかった
  • 夫婦としてはいつかは戸建てを購入する事を考えていたが、希望条件(東京都府中市で十分な広さと間取りがあって予算内に収まる)の物件を見つけるのは困難と判断、今住んでいるマンションの部屋を直して住み続ける事にした

リフォーム前に考えていた事

  • 和室を洋室にしたい
  • 和室とその他の部屋との間にある床の段差をなくしたい
  • 台所、風呂、トイレ等の水回り設備を新しくしたい
  • 各部屋にLANケーブルを敷設したい
  • キッチンに対面カウンターを作りたい
  • トイレの手洗い場は給水タンクとは別に設置したい
  • 部屋干し用の設備(天井から棒を吊るすタイプ)を各部屋に設置したい
  • その他色々新しくしたいのでフルリフォームしたい
  • 各洋室を子供用個室に変更したい

リフォーム業者と相談した結果決まった事

  • カビ対策として玄関に換気扇を設置する
  • ガス給湯器をグレードアップして今より給湯量を増やす
  • なるべく天井の出っ張りを無くす(構造上できないところは除く)
  • ベランダに面していなかった部屋をベランダ側に寄せて日差しが入るようにする
  • クローゼットとその手前の空間をテレワークスペース(書斎)にする
  • LANケーブル用配管を各部屋に設置してその中にLANケーブルを通す(後々にケーブル更改しやすくするため)
  • 洗面台と洗濯機設置場所を変更する
  • 一部のドアを開き戸から引き戸に変更する
  • 持っている食器の量から考慮してキッチンの収納を減らしてスペースを作り、パントリーにする
  • 冷蔵庫設置位置を変更する
  • 各洋室に主電灯に加えてダウンライトも設置する
  • 各所の電気コンセントを増やす
  • 押し入れをクローゼットに変更する
  • 玄関ホールから居室に入るドアの窓からの光で玄関が明るくなるようにする

出来なかった事

  • 既存洗面台の鏡は大きくて気に入ってたので出来れば残したい -> 洗面台毎新しくなるので鏡は撤去する事にした
  • 暖冷房効果を高めるためにすべてのサッシを二重にしたかったが、スペースの都合で一部の窓は二重窓にできなかった

リフォーム業者の選定

  • 知り合いが数年前に住宅リフォームを行った際、非常に良かったと言っていたのでその際の業者に連絡を取った
  • 営業担当者の対応も良く、他の業者と相見積もり取って比較するのがめんどくさいのでお任せする事にした

やった事

  • 営業担当者との打ち合わせ(複数回)
    • 希望を伝える
    • 部屋の採寸や状況を確認してもらい、出来る事を教えてもらう
    • 希望を元に提案された事を取捨選択し、具体的なプランを詰める
  • 住宅メーカーのショールーム見学(複数回)
    • キッチン、風呂、トイレ、床等について実物を見学して色や種類を決める
  • リフォームローンに申し込む
  • 引越し会社と協議して見積もり作ってもらう
  • 引越し会社の1回目見積もりが高かったので自分たちで荷物を片付けて再見積もりしてもらう(数万円値下がりした)
  • 仮住まいを決める
  • リフォーム業者と契約を締結する
  • 前金を支払う
  • 着工時一時金を支払う
  • 仮住まいの契約を行う
  • 引越しの契約を行う
  • 仮住まいへの引越しをする
  • 仮住まいでの電気、ガス、水道、電話(インターネット)、テレビ(NHKWOWOW)、郵便の転送、等引っ越し手続きをする
  • 工事現場に行き状況確認をする
  • 引き渡しに際し、工事完了を確認して承認する書面を提出する
  • 残金を支払う(今回の場合はローンの実行)
  • 仮住まいから自宅に引越しする
  • 自宅での電気、ガス、水道、電話(インターネット)、テレビ(NHKWOWOW)、郵便の転送、等引っ越し手続きをする
  • 自宅を片付け、住み始める


続きます

では。

怪我をすると気力が無くなるようです

あけましておめでとうございます。

さて、2022年最初のブログ記事の題名がなんとも景気の悪いのですが、思った事を記したいと思います。
先日の記事にて少し触れたのですが、先月2021年12月に自転車で派手に転倒して体のあちこちが打撲状態になりました

bata64.hatenablog.jp

日課にしていた「積極的に外出する事」をお休みすると安らいだのは良かったのですが、これを続けると基礎体力が落ち、更に何かをやろうという気力も無くなってしまいました。

今は怪我も治り、お正月という事で奥さんのご実家で飲んだくれて紅白歌合戦を観たり小競り合いをしながら仲良く遊ぶ我が子と甥っ子達を眺めたりしてのんびり過ごし元気になっていますが、あの状態が今より年経た際に起きてたらヤバいな、高齢の方が思わぬ怪我をしたのが原因で体調を崩しそのまま亡くなるパターンになるな、と思ったのでした。

・・・と、脱サラした後突然大病を患いなんとか生還した後に健康の大切さを痛感して青汁を飲みだす、テレビコマーシャルに出てくる中年男性のような年齢になったのだな、と思いつつ、今年は特に健康に気遣って生活しようと思いました。

あとは自宅をリフォームしてリビング周りに置くものを調べ中ですが、Yogiboいいなあでも高いなーとか思いながら調べております。こんど実店舗で見てこよう!

ではー。

休日の過ごし方について

 今の仕事は月に17日働くシフト制です。月に20日働く一般的な職場の場合は月〜金の平日が勤務日で土、日、祝日がお休みになるかと思いますが、私の場合は必ずしも土、日、祝日がお休みになるとは限りません(ただし、土日の休みが多くなるようなシフト上の配慮は取られています)。
何を言いたいかと申しますと、現在、私は平日にお休みの場合が多いのです。

 平日は、当たり前ですが家族は学校や仕事に行っています。私だけがお休みという事になります。そういう時に何をして過ごすかを転職して以降ずっと考えているのですが、今のところは以下が多いようです。

  • 近所の日帰り温泉に行く
  • 書店に行って漫画の新刊を探す
  • とりあえず秋葉原に行ってみる
  • 自転車に乗って思いついたところに行ってみる

 上記の過ごし方に共通しているのは「家から出る」という事です。在宅勤務をしているので外に出る用事があまり無いため積極的に外に出ようと考えたわけです。
2020年5月から始めたこの生活は、新型コロナウィルスという予期せぬ疫病の大流行によって外出を控える事を余儀なくされた時期もありましたが、2021年の後半からは概ね、上記のうちどれかをして平日のお休みを過ごして来たように思います。
 なお、転職した直後は「IT関連の勉強会にも休みが多いので沢山行けるから行くぜ」と思っていましたが、これまた新型コロナウィルスの兼ね合いで多くの勉強会は開催されなくなってしまっています(オンラインでは開催されているようです)。今はポツポツ再開されているのでしょうかね・・・。

 ところが、どうも「休みの日はとにかく家から出てどこかに行かなければばならない」という事が重荷になっていたようです。実はこの文章を書いている3日前に自転車に乗っている際に転倒し、脇腹やら腕やらふとももを強打して打撲状態になってしまいました。ちょうど怪我をした日が3日間ある平日のお休み初日だったので以降は外出せず自宅で静養していましたが、なんともゆっくりした気分になれたのでした(体は痛いけど)。最近のお休みではこのような気分にあんまりなっていなかったのです。なんということでしょう。
 平日はゲーム禁止の子供たちに配慮して遊ぶのを控えていたゲームをしたり漫画を読んだり買った後読んでなかった本を読了したり、眠くなったら寝たり、これこそまさに「お休み」ではないかと思いました。

 外出したいときはすればいいがしたくなければ家でのんびりすれば良い、休みの日にやるべき事を作るのはほどほどにすべき、それは仕事で家にいる事が多くても外で働くことが多くなっても同じことなんだろうなと思った次第です。
でも、運動不足には確実になるので、そこはジョギングしたりリングフィットアドベンチャーをして過ごす事にしたいと思います。もちろん、怪我が良くなってからですが・・・。

では。

Amazon S3 静的ウェブサイトをAWS CLIとgitで管理 2021年夏

所属しているアマチュア合唱団のWebサイトをAWSのサービス「Amazon S3」で2年ほど運用しています。Amazon S3はオブジェクトストレージのサービスですが静的ウェブサイトをホスティングする(ホームページを公開できる)機能がありまして、今まで利用していた、所属団員の契約しているプロバイダのホームページサービスから移行しました。
月0.5ドル程度とはいえ有償ではありますが、個人的な学習を兼ねてやっております。

で、更新したHTMLファイルのアップロードは、従来のホームページサービスとかだと「FFFTP」を用いたFTPとか「WinSCP」を用いたscp/sftpでやってましたが、S3の場合はAWSで用意されたCLI(コマンドラインインターフェース)のツール、「AWS CLI」を利用することが出来ます。
2019年に一度セットアップしましたがパソコンの環境が変わったので改めてセットアップしたら色々と手続きが新しくなっていたので手順を書いておきます。

パソコンの環境

OS: Ubuntu 20.04.3

AWS CLI のインストール

公式サイトはドキュメントが充実しています。まずはこのとおりやってみました。

docs.aws.amazon.com

2021年8月現在、バージョン 2 とバージョン 1 があるそうです。今まで使っていたものはバージョン1だった模様。
今回はせっかくなので新しいものということでバージョン 2 を選びます。Linuxのインストール手順は以下のとおりです。

docs.aws.amazon.com


やったことは以下の通り。

$ curl "https://awscli.amazonaws.com/awscli-exe-linux-x86_64.zip" -o "awscliv2.zip"
$ unzip awscliv2.zip
$ sudo ./aws/install

以下の通り、インストールが成功したか確認します。どうやら2.2.33というバージョンのようです。

$ /usr/local/bin/aws --version
aws-cli/2.2.33 Python/3.8.8 Linux/5.4.0-81-generic exe/x86_64.ubuntu.20 prompt/off

あと、PATHがうまく通ってなかったので.bashrcにPATH変数上/usr/local/binが設定されるよう記載しておきました。念の為書くと以下のような感じです。

export PATH="/usr/local/bin:$HOME/.plenv/bin:$PATH"
管理者IAMユーザを作成

AWS CLIをインストール後、自分が利用しているAWSの情報を紐付けるためにアクセスキーとシークレットアクセスキーを取得して登録する必要がありますが、以前は管理ユーザで直接作っていましたが今はIAMユーザを作ってそちらからアクセスキー/シークレットアクセスキーを生成することが推奨されています。
AWSをなんとなく使っている中で極力避けて通ってきたIAMに、ついに向き合うときがやってきた!と観念してやってみることにしました。
が、以下の公式サイトのドキュメントのとおりやればオッケーでした。

docs.aws.amazon.com

強いて言えば、ドキュメント記載の英文を訳した日本語と、日本語版マネジメントコンソールの日本語が微妙に違うということくらいです。文言が全く同じでなくてもなんとなくこれかな?というのを選んで進めて行ったら成功しました。

AWS CLIのセットアップ

AWS CLIをインストールしたUbuntuにて端末を開き、以下を実行します。

$ aws configure

表示される画面で以下の通り入力します。

アクセスキー・・・作成したIAMユーザのマネジメントコンソールで生成されたテキストをペースト
シークレットアクセスキー・・・同じく作成したIAMユーザのマネジメントコンソールで生成されたテキストをペースト
リージョン・・・利用しているのは「ap-northeast-1」なのでそれを入力
format・・・特にこだわりないのでデフォルトのjsonを入力


これで使えるようになります。

$ aws s3 ls

と実行すると、lsコマンド実行結果ライクなS3のバケット一覧が表示されます。

ホームページの更新

静的なWebサイトのコンテンツはほぼテキストファイルである、ということでgitで管理し、commitしたらgithubにpushするようにしています。
という事でまずは該当のリポジトリgithubから取得(clone)します。

$ git clone https://github.com/XXXXX/myWebsite.git ./

しかる後HTMLファイルをお好みのエディタで更新、問題なければS3にアップロードします。ここではhistory.htmlを更新したとして、

事前確認
$ aws s3 ls example.com
アップロード
$ aws s3 cp ./history.html s3://example.com
事後確認(タイムスタンプが更新されていること)
$ aws s3 ls example.com

とします。
ブラウザからホームページのURL、http://example.com/history.html にアクセスし、更新が反映されていることを確認できたらオッケーです。

更新をgitにてcommit、githubにpushする

更新した内容をリポジトリにcommitし、マスターのあるgithubに反映(push)します。
commitはVisualStuidoCode使ってたらGUIから出来ますが、コマンドだったら

$ git commit -a

を実行し、エディタの画面でcommit logを書いて更新、終了すればcommit完了です。

その後

git push

をすればマスターへの反映も完了です。

が、2021年8月21日以降、パスワードでのgithubの認証はできなくなってしまったらしく、パスワード認証でのpushは失敗してしまいました。
こちらに書いてあるとおりです。

zenn.dev

こちらからも辿れる、以下の日本語のgithubのドキュメント記載のとおりに設定を進めました。

docs.github.com


ドキュメントの通りアクセストークンを生成したら、gitコマンド実行時の認証の際のパスワードの代わりにアクセストークンの文字列を利用すれば認証に成功します。
認証時にいちいちアクセストークン入力するのはかったるいので、そこは今後改善させていこうと思います。

では。