オーディオというオカルト
2007年の全日本合唱コンクールの課題曲G4は、「"U":孤独の迷宮」という曲でしたが、その作曲者の長谷部雅彦さんがブログを書いていらっしゃるのでRSSリーダーで愛読しているのですが、最近長谷部さんが書いていらっしゃる、「オーディオというオカルト」というシリーズが面白いです。
http://jca03205.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-e9cf.html
http://jca03205.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-33f2.html
http://jca03205.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5116.html
http://jca03205.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-a474.html
http://jca03205.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5db9.html
オーディオマニアには、たとえば「CDは二回再生した方が音が良くなる」とか、「このケーブルを使うと音が良くなる」というような、本当かよ、みたいな話をする人がいますが、それを「オカルト」、つまり迷信だよ、と断言されています。とりわけパソコンの活用によって現在広く普及しているデジタル音源の原理や仕組みを解説して、「オカルト」の語っていることをおかしい、と言っているわけです。
これは面白いと思いました。「音」は原理原則で解説できるものの、「音楽」はその人その人によってとらえ方が変わります。そこが良いところでもあると思うのですが、迷信の入り込む余地がそこにあるのだと思われます。
作曲家で本業が電子楽器設計というプロ中のプロが語っているのにも重みがあります。
まだこのシリーズは続きそうなので楽しみにしたいと思います。
あと、初音ミクについても語っておられてすげーと思いました。
http://jca03205.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/-memories--1808.html
ではー。