「ア・カペラコーラス トライトーン編」の復刊リクエストを出してみました
大変久しぶりのブログ投稿ですが、復刊ドットコムにて「ア・カペラコーラス トライトーン編」の復刊リクエストを出してみました。
日本有数のプロのヴォーカルグループであるトライトーンが編曲したアカペラ混声合唱曲集ですが、出版社であるサニーサイドミュージック社が廃業してしまい、長らく入手困難な状況が続いています。
ちなみにアマゾンに情報はありますが、中古品が1万円以上で出回っております・・・
ア・カペラコーラス1 トライトーン編 (Popular a cappella series―Vocal band score)
- 作者: 多胡淳
- 出版社/メーカー: サニーサイドミュージック
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 楽譜
- クリック: 6回
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アカペラコーラス(2) ~トライトーン編~ (Popular a cappella series)
- 作者: 多胡淳
- 出版社/メーカー: サニーサイドミュージック
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 楽譜
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- 出版社/メーカー: サニーサイドミュージック
- 発売日: 1999/09/28
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で、復刊実績多数の絶版・品切れ本の復刊を行う「復刊ドットコム」での状況は、と思って調べてみたらそもそも復刊リクエスト自体が出ていない状況でしたのでとりあえずリクエストを出してみた次第です。
2014年に復刊リクエストが出ている「First Noel」が2015年5月現在で5票しか投票されていないので望み薄かもしれませんが*1、合唱関係者におかれましてはよろしければご協力いただけますと幸いです。
ちなみに10年くらい前の復刊ドットコムが始まった頃は100票に達成すると交渉が開始されたものでした。
今は必ずしもそうでないみたいですが・・・。
以下のようなブログパーツもあるようです。
ではー。
*1:私も一票入れておきました。出版されたら当然買うつもりです
新増沢方式で合唱コンクールの審査結果集計を行うプログラム
今週の水曜日から今日まで会社が休みだったので夏休みの宿題として「新増沢方式で合唱コンクールの審査結果集計を行うプログラム」をPerlで作ってみました。
githubの以下のリポジトリに公開してあります。
新増沢方式については2008年にかながわフリーダム・シンガーズで出場した関東合唱コンクールで初めて意識をしました。
新増沢方式について - 部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記
計算方法が明らか、すなわちアルゴリズムが確立されているのであればプログラムにする事は可能であろう、と考えてはいたのですが実現させるまでには時間がかかってしまいました。
とりあえず上記の2008年に開催された第63回関東合唱コンクール 一般A部門の順位表で確認し、同じ審査結果になることは確認しました。
後から手直しはするつもりですが、まずは公開してみました。
使い方はgithubのREADMEに書きましたが、Perlの実行環境をお持ちの方というのはかなり限られると思われます。なので、
- 審査用紙のCSVファイルのアップロード、あるいはWEBページで審査用紙を入力したら審査結果が表示される
というようなWEBサービスを公開できればと思っています。まあ、もしかしたら来年の夏休みの宿題になるかもしれませんが・・・。待っている人はいないと思いますが、もしいましたら気長にお待ちください。
あと、「仮の第三位」が発生する可能性がある審査員数が11人の場合にもそのうち対応したいと思います。現在は9人までしか対応できません・・・。
さらにそんな事をする人はいないと思いますが、このプログラムは個人的な興味に基づいて作っておりますので、実際のコンクールの審査に使用しないようお願いします。審査結果が正しいかどうかについて現バージョンでは保証はできません。
なお、偉大な先人として「コーラス・ガウスくん」というExcelマクロで計算するソフトがあります。最多審査員数や団体数、審査用紙のフォーマットはこちらを参考にさせて頂きました。
ではー。
夏休みの宿題メモ
CentOS 6.4にTera TermでSSHアクセスしたら日本語が使えなかった場合
# yum groupinstall "Japanese Support" # echo 'LANG="ja_JP.utf8"' > /etc/sysconfig/i18n
でログインし直し、Tera Termのフォントを日本語対応しているものに変更する。
Perlのハッシュの要素を削除
delete($hash{$key});
githubへのgit pushを実行すると「error: The requested URL returned error: 403 Forbidden while accessing」ってなる
#git remote set-url origin https://bata64@github.com/bata64/[れポジ鳥の名前].git git push -u origin master
cpanfileの書式
requires 'perl', '5.008001'; on 'test' => sub { requires 'Test::More', '0.98'; requires 'Log::Handler', '0.82'; }; requires 'Log::Handler', '0.82'; :
cpanfileに書かれたCPANモジュールを一括でextlibディレクトリへインストール
% cpanm -L extlib --installdeps .
printしたりLog::Handlerで日本語出力したら「Wide character in print at・・・」と出る
use utf8; use Encode; $log->info(encode_utf8 "こんにちは");
色々調べたら「とりあえず無視」という選択肢の人もいるようですが・・・。
あと、ここを読もう。
Perlである数字の過半数を取得したい
2で割った値の小数点以下切り上げをすればよい。
use POSIX; my $num = 5; my $kahansu = ceil(${num}/2);
5の過半数は3という事で、3が得られる。
plenvのセットアップ
Perlでプログラミングをする際はCPANモジュールを使うととても便利ですが、モジュールをインストールするには管理者権限が必要だったり、失敗したときにシステム全体に影響が出たりして面倒な事があります。
これらの事を回避するためには、一般ユーザのホームディレクトリ(いわゆるローカル環境)にPerlをインストールできると便利です。
このような目的を満たすツールとしてはperlbrewがありますが、Perl Monger(Perlのすごいひと)な会社同僚に相談したところ、2014年8月現在でもっともお勧めな方法はplenvを使う事だそうですのでやり方を書いておきます。
注意事項
インストール
以下を実行。
% git clone https://github.com/tokuhirom/plenv.git ~/.plenv % echo 'export PATH="$HOME/.plenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc % echo 'eval "$(plenv init -)"' >> .bashrc % exec $SHELL -l % git clone https://github.com/tokuhirom/Perl-Build.git ~/.plenv/plugins/perl-build/
これでインストールは完了です。
使ってみる
インストール可能なPerlのバージョン確認
plenv install --list
ちなみにPerlは5.Xの「X」の数字が偶数が安定版、奇数が開発版となりますので、特段の理由が無ければ偶数のバージョンを選びましょう。
Perlのインストール
ここでは5.20.0をインストールしてみます。
plenv install 5.20.0
5.8.8とか、古いバージョンだと失敗する事があったりしますが、5.10以上だったらたぶん大丈夫(上記の会社同僚談)との事です。
高杉さん家のおべんとう(柳原望、 KADOKAWA / メディアファクトリー)
- 作者: 柳原望
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
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数年前に漫画関連のWEBサイトで評判となっているのは知っていたのですが、物語の設定(30台独身の男の家に中学一年生の美少女が同居する事になった)がいかにも男オタク狙いではないか、と思ってなんとなく敬遠しておりました。
が、2014年7月11日に「となりのトトロ」がテレビで放送されるにあたり以下のような話題がtwitterにて挙がっており、その関連で「非常勤講師を描く漫画として秀逸らしい」という評判を知り、興味を持ち買ってみる事にしました。
「となりのトトロ」お父さんは非常勤講師、という話題から時代や経済状況を語る - Togetterまとめ
単行本1~2巻をまずは買い、「評判に違わず面白い」と確信して後日2014年7月現在の最新刊である8巻までを買い、読みました。
間違いなく面白いのですが、とりわけ6巻~7巻あたりの展開に衝撃を受けて、興奮なのか動揺なのか分からない状態が今も続いています。
そして久々にブログに感想を書きたい、という気持ちになりました。
正直この気持ちが何なのかよくわからないのですが、奥さんに連れられて良いお芝居を観に行った後の状態と似ているので、心動かされたという事は良い作品なんだろうと思っております。
とりあえずネタバレで書きますので以下、閉じておきます。
続きを読むメーリングリストサービスについて その2
前回の続きです。
さて、以下のメーリングリストについて調査をした結果を書いてみようと思います。
前回書いた、検討のポイントは以下の通りです。
- 料金
- 参加可能人数
- 広告の有無
- RFCの定義に違反しているメールアドレスの登録可否
- 管理者によるメンバー登録可否
- メッセージの到達確度
- その他
freeML
- 料金
無料です。
- 参加可能人数
最大何名までいけるのかの記載がみつからなかったのですが、100人くらいのメーリングリストを管理してます。
- 広告の有無
メール本文に広告が入ります。また、参加者にメールマガジンが届くようになります。
- RFCの定義に違反しているメールアドレスの登録可否
登録できます。
- 管理者によるメンバー登録可否
管理者による直接登録が可能です。
- メッセージの到達確度
2008年頃にgoogleグループを使ってみたところ、一部携帯キャリアのメールアドレス宛にまったく届かず、freeMLに乗り換えたらあっさりと届いたことがありました。現在もメーリングリストを使ってますが問題なく届いています。
また、送信停止したメールアドレスに対して送信再開も管理画面から可能です。
- 総評
SNS的な機能がいっぱいありますが、メーリングリストとしてしか使っていないので私には不要です。
個人的にGMOグループの印象は悪いのですが、freeMLは広告が着くこと以外は欠点は少ないと思います。
- 料金
無料です。
- 参加可能人数
最大何名までいけるのかの記載がみつからなかったのですが、100人くらいのメーリングリストを管理してます。
- 広告の有無
メール本文に広告は入りません。
- RFCの定義に違反しているメールアドレスの登録可否
登録できません。
- 管理者によるメンバー登録可否
管理者による直接登録が可能です。
- メッセージの到達確度
未確認です。
- 総評
googleならではの気の利いたインターフェース(多少使いづらいですが)、機能があると思われますが、RFC違反している携帯メールアドレスが登録できない時点で大変不本意ですが選択肢から外さざるを得ません・・・。
日本の携帯電話業者が電子メールに対して独自拡張してしまった罪は重いですよー。
- 料金
無料です。
- 参加可能人数
最大何名までいけるのかの記載がみつからなかったのですが、100人くらいのメーリングリストを管理してます。
- 広告の有無
メール本文に広告が入ります。また、参加者にメールマガジンが届くようになります。
- RFCの定義に違反しているメールアドレスの登録可否
登録できます。
- 管理者によるメンバー登録可否
管理者による直接登録は出来ません。メンバーに招待メールを送り、それに対してメンバーが承認する処理をしないと登録されません。
- メッセージの到達確度
未確認です。
- 総評
現在伝助でやっているスケジュール調整機能がデフォルトでついてたりして便利そうなのですが、管理者によるメンバー直接登録が出来ないのは痛いです。
「メーリングリストに登録してねー」と知らせても、やらなかったりやり方が分からなくなる人が発生してしまいます。
という事で選択肢から外れました。
- 料金
10アドレスまでならば無料です。50アドレス以上であれば有料ですが、ぷららのフリーチケットという制度を使えば実質無料にできます。
- 参加可能人数
無料であれば10アドレス、有料であれば50アドレス、300アドレスの二つが選べます。
- 広告の有無
広告は入りません。
- RFCの定義に違反しているメールアドレスの登録可否
登録できます。
- 管理者によるメンバー登録可否
管理者による直接登録が可能です。
- メッセージの到達確度
とりあえず届きます。
- 総評
携帯宛てにも届くし広告も入らないので便利なのですが、「ぷらら」というプロバイダに加入している会員でないと使えないサービスです。
私がぷらら会員なので別のメーリングリストで使ってますが、他の人にも管理者を頼みたい場合に向いていないな、と思いました。また、メーリングリストの規模的に50アドレスコースを選ぶ必要がありますが、フリーチケットを使うのが私のぷらら会員会費に関連するので、やはり他の人に任せ辛いです。
という事で選択肢から外れました。
- 料金
無料です。
- 参加可能人数
100アドレスまで登録できます。
- 広告の有無
広告は入りません。
- RFCの定義に違反しているメールアドレスの登録可否
登録できます。
- 管理者によるメンバー登録可否
管理者による直接登録が可能です。
- メッセージの到達確度
とりあえず届きます。
- 総評
機能的には申し分なしです。
ただし設定方法がマニアック(設定ファイルをwiki画面からいじる)なので、管理を引き継ぐのは大変かもしれません。
が、とりあえずこれで運用する事にしました。採用です。
という事で合唱団メーリングリストはqwik.jpに引っ越しました。今度はこちらの設定方法について書いてみようと思います。
では。
メーリングリストサービスについて その1
私が所属しているアマチュア合唱団ではYahoo!グループをメーリングリストとして使用していました。
が、残念ながら2014年5月28日でサービスが終了してしまうそうです。
http://info.groups.yahoo.co.jp/
という事でYahoo!グループからの引っ越し先を探しています。
実は別の合唱団のメーリングリスト(こちらはfeeML)でも他のメーリングリストサービスへの引っ越しを考えたことがあるのですが、その際に検討したことを記録しておらず、今回また一から調べているような状態です。
という事で自分の備忘録として、今回検討したことを記録しておこうと思います。
検討のポイント
料金
できれば無料が良いですが、難しれば有料で。
参加可能人数
用途(20人くらいの合唱団のメーリングリスト)から、50人くらいまで登録できれば問題ありません。
広告の有無
メーリングリストに投稿した文章の前後に広告が付いたり、広告メールが定期的に届いたりするのは出来れば避けたいところです。
「無料の代わりに広告が付くのはご了承ください」というポリシーのところなら仕方ないとは思っております。
RFCの定義に違反しているメールアドレスの登録可否
ピリオド「.」が二つ以上連続しているメールアドレス(例:bata....64@example.com)は、電子メールのアドレスの形式について定義している「RFC 5321」および「RFC 5322」という標準に違反しています。
他にもざっと述べると、
- 「@」の直前に「.」がある(例:bata64.@example.com)
- 先頭に「.」がある(例:.bata64@example.com)
というのも違反しており、メールアドレスに使ってはいけない、という事になっています。
が、日本の携帯電話のメールアドレスは歴史的経緯からRFCの記載内容に違反したメールアドレスも使えるようになってしまっています。
そして、こういったメールアドレスを使っている人は結構います。
だからといって、「あなたのメールアドレスはRFC違反しているから、違うメールアドレスに変更してください」と言っても納得されづらいです。そもそも携帯電話で使えてるメールアドレスなんだし。。。
という事で本当はおかしいのですが、RFCに違反しているメールアドレスでも登録できるサービスが望ましいです。
管理者によるメンバー登録可否
メーリングリストにメンバーを新たに登録する場合、大きく分けて二種類のやりかたがあります。
- 管理者が登録する
- 参加者が自分で登録する
「参加者が自分で登録する」方式の場合、残念ながらお願いしてもやってくれない(やり方がわからない)、というケースが多々あります。
そして、大体は「どうやってやればいいの?」という質問を管理者が受け、個別にやり方を教える・・・というような事態になります。数人なら良いですが、10人以上になるとちょっと大変です。
管理者の都合ではありますが、メンバー登録は管理者側で可能なサービスが望ましいです。
メーリングリスト非加入アドレスからの送信可否
たとえば「合唱団運営メンバー用メーリングリスト」があったとします。
運営メンバーではない人が、何か相談や申し立てをする際に運営メンバー用メーリングリストへ投稿し、運営メンバーがそれを見る、というような使い方が出来ると便利です。こういう使い方は「同報メール」とも呼ばれます。
ただ、大抵のメーリングリストは参加メンバーからでないと送信できません。
同報メールとしても使えるか、もチェックしたいところです。
メッセージの到達確度
携帯電話のメールアドレスの場合迷惑メール対策が標準で行われているので、メーリングリストに参加しても届かない場合があります。
この場合、迷惑メール対策設定を変えてもらい届くようにしてもらう必要があるのですが、以前のgoogleグループは、一度携帯電話メールアドレスにメッセージが届かなかった場合、二度とそのメールアドレスに届かない、という現象がありました。
一度届かなくても再送したり解除する機能があるか、も確認しました。
その他
管理しやすさ、運営している会社が潰れ無さそうか、登録できるメールアドレスに自由度があるか、などがあるかと思います。
以上の観点で、以下のメーリングリストサービスについて調査中です。
freeML
googleグループ
らくらく連絡網
ぷららグループメール
qwik.jp
調査結果は改めて書きたいと思います。
ではー。