部屋を掃除したら漫画が沢山出てきたので書く日記

漫画とか合唱とかUNIXとかLinuxとかについて書く日記です。

漫画

シグルイ(原作:南條範夫、作画:山口貴由、秋田書店)

というわけで「シグルイ」である。気が狂っていて(文字通り)嫉妬深くて剣の達人である岩本虎眼先生や、内弟子でちょっと異常な位真面目な主人公である藤木源之介や、男娼とまぐわってる時に同じタイミングで一緒に果てる舟木数馬・兵馬兄弟とか、素敵な登場…

黄色い本―ジャック・チボーという名の友人(高野文子、講談社)

黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))作者: 高野文子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/02/20メディア: コミック購入: 23人 クリック: 170回この商品を含むブログ (193件) を見るというわけで「黄色い本」である。知っている人は知っているが、知…

エスパー魔美(藤子・F・不二雄、小学館)

というわけで「エスパー魔美」である。なによりもまず「絵のヌードモデル」を思い浮かべた人とは熱い握手をしたい。しかし、ヌードを差し置いても、これは良い漫画である。藤子・F・不二雄作品で一番好きな連載作品かもしれない。主人公は中学生女子の魔美で…

でろでろ(押切蓮介、講談社)

というわけで「でろでろ」である。ヤンキー高校生である耳雄がお化けや妖怪と遭遇してすったもんだするほのぼのホラー漫画である。幽霊、お化け、妖怪の類が日常生活の中に突然現れる、という漫画は沢山あるのだが、この漫画がちょっと違うのは、大概の場合…

どいつもこいつも(雁須磨子、白泉社)

というわけで「どいつもこいつも」である。「メロディ」という雑誌に載っていた、雁須磨子の漫画である。陸上自衛隊の隊員が恋愛したり、仕事に打ち込んでがんばったりする漫画である。この漫画が載っているころの「メロディ」は面白かった気がするのですが…

21世紀の流れ星(岸大武郎、集英社)

21世紀の流れ星 (ジャンプコミックス)作者: 岸大武郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1990/05メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るというわけで岸大武郎である。きしだいむろうと読む。岸大武郎といったら「恐竜大紀行」と「てん…

キャプテン(ちばあきお、集英社)

キャプテン 4 (集英社文庫―コミック版)作者: ちばあきお出版社/メーカー: 集英社発売日: 1995/10/18メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見るというわけでキャプテンである。夭折の天才、ちばあきおが残した少年野球漫画の永…

げんしけん(木尾士目、講談社)

げんしけん(1) (アフタヌーンKC (1144))作者: 木尾士目出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/12/18メディア: コミック購入: 3人 クリック: 208回この商品を含むブログ (380件) を見るというわけで「げんしけん」である。木尾士目である。木尾士目といったら…

新選組(手塚治虫、集英社)

というわけで新選組である。手塚治虫である。本当は講談社の全集で読むべきなのかもしれないが、集英社の名作集には萩尾望都の解説が入っている。これだけでも読む価値があると思われる。父親を目の前で切り殺され、剣の腕を鍛えて敵討をするために新選組に…

晴れた日に絶望が見える(あびゅうきょ、幻冬舎 )

晴れた日に絶望が見える―あびゅうきょ作品集 (バーズコミックススペシャル)作者: あびゅうきょ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003/02メディア: コミック クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) を見るというわけで「晴れた日に絶望が見える」である。…

絶望に効くクスリ(山田玲司、小学館)

というわけで「絶望に効くクスリ」である。略して「絶薬」らしい。漫画家の山田玲司が、各界の著名人にインタビューして、絶望に効く希望の言葉(ライム)を貰う、という週刊ヤングサンデーの一企画漫画なのだが、途中から作者が暴走して滅茶苦茶面白くなる。…

3.3.7ビョーシ!!(久保ミツロウ、講談社)

3.3.7ビョーシ!! 1 (少年マガジンコミックス)作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11メディア: コミック クリック: 15回この商品を含むブログ (19件) を見るというわけで「3.3.7ビョーシ!!」である。週刊少年マガジンに連載されていた、…

かりん(影崎由那、角川書店)

というわけで「かりん」である。作者の影崎由那という人は、出たとこファンタジーの作者である樹るうと友人であるらしく、樹るうの漫画に良く登場するので気になっていたため、購入したものである。友人の作品と同様、細部に気が利いているとても良い漫画だ…

雲の上のキスケさん(鴨居まさね、集英社)

というわけで「雲の上のキスケさん」である。実家に帰った時、妹(大学生)が薦めてきたので読んだら滅茶苦茶面白かったのでご紹介する次第である。東京に戻ってきてから調べたら、BS漫画夜話で紹介されていたらしい事が判った。だから妹も買ったのかもしれぬ…

皇国の守護者(原作:佐藤大輔、作画:伊藤悠、集英社)

皇国の守護者 1 (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)作者: 伊藤悠,佐藤大輔出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/03/18メディア: コミック購入: 7人 クリック: 556回この商品を含むブログ (403件) を見る というわけで皇国の守護者である。本屋で表紙を…

誰も寝てはならぬ(サライネス,講談社)

誰も寝てはならぬ(2) (モーニングワイドコミックス)作者: サライネス出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/22メディア: コミック購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (44件) を見るというわけで、モーニングつながりで「誰も寝てはならぬ」であ…

まんが道(藤子不二雄A、中央公論新社)

まんが道 (13) (中公文庫―コミック版)作者: 藤子不二雄A出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1996/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見るさてまんが道である。満賀道夫たちも毎日徹夜してるのに勇気付けられているこ…

ハチミツとクローバー(羽海野チカ、集英社)

というわけで「ハチミツとクローバー」である。略して「ハチクロ」である。雑誌や本屋の漫画コーナーの店員手書きPOP等で大絶賛されていて却って読みたくなかったのだが、ずっと本屋で見ているうちにやはり少しは読んでみたくなり、一巻を買った。ちなみに20…

キャットシットワン(小林源文、ソフトバンク)

というわけでキャットシットワンである。かわいいウサギがベトナムでベトコンと戦うアレである。筋肉少女帯のアルバムジャケットに使われていたのが知ったきっかけである。作者*1はもともと戦争ものの劇画を描いているのだが、いつものリアルな人間ではなく…

ナポレオン獅子の時代(長谷川哲也、少年画報社)

ナポレオン 1―獅子の時代 (ヤングキングコミックス)作者: 長谷川哲也出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2003/10/24メディア: コミック購入: 3人 クリック: 73回この商品を含むブログ (37件) を見るというわけでナポレオン獅子の時代である。ヤングキングア…

機動警察パトレイバー(ゆうきまさみ、小学館)

というわけで機動警察パトレイバーである。うう、難しいものを選んでしまった。 オタク的な要素にあこがれていた高校時代、テレビや雑誌からの 「パトレイバーが凄い」 「今はとにかくパトレイバーだ」 という空気を感じ、まずは読んでみようという事で古本…

すべてに射矢ガール(ロクニシコージ、講談社)

というわけですべてに射矢ガールである。ヤンマガである。大学時代にちょうどヤンマガでやっていたなあ。「クーデタークラブ」と「空手貴公子 小日向海流」と「ヒミズ」と「バカ姉弟」、他に何を望むのだ、というぐらい充実していたなあ。最近読んでないけど…

エマ(森薫、エンターブレイン)

大分、市民権を得てきたようだが、いわゆる「メイドさん」がいますわな。黒い服を着て白いレースのエプロンを着ている女の子。家政婦のはずなのに何故かミニスカートだったり、二人称はもちろん「ご主人様」で。萌えー。萌えー、は良いけど、何で「メイドさ…

はなしっぱなし(五十嵐大介、河出書房新社)

というわけで五十嵐大介である。画が凄いのであるが、どう凄いのかを文章で表現しようと努力しても、あまり良い結果にはならない気がする。それくらい凄いのである。「いいからまず読んでみ」としか言えない。多分、漫画作品の一ページ、一コマづつを切り出…

ブレイク-エイジ(馬頭ちーめい, STUDIOねむ、エンターブレイン)

というわけでブレイク-エイジである。高校時代の漫画貸し借りブームで、同じクラスのO君から借りたのがきっかけで知った漫画である。ジャンプ、マガジン、サンデーといったメジャー雑誌と姉や妹が持っていた少女漫画、床屋に置いてあるビッグコミックに代表…

100Mジャンパー(高橋陽一、集英社)

100mジャンパー (ジャンプコミックス)作者: 高橋陽一出版社/メーカー: 集英社発売日: 1986/02メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る「キャプテン翼」「ハングリーハート」でおなじみの高橋陽一の短編集である。スポーツしている元気な少年が苦難…

茄子(黒田硫黄、講談社)

茄子 (1) (アフタヌーンKC (272))作者: 黒田硫黄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/07メディア: コミック購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (111件) を見る黒田硫黄を知ったのは大学生協の書籍店でモーニング増刊を立ち読みした時載っていた…

いつも春のよう(あすなひろし、エンターブレイン)

あすなひろしの漫画は、エンターブレインから復刻されたこのシリーズで知った。漫画マニアのつもりなので、みなもと太郎と糸井重里の推薦文にグッと来て、新規開拓をしようと思ったのである。「青い空を、白い雲がかけてった」も買った。表題作の「いつも春…

ザ・コクピット(松本零士、小学館)

僕は新谷かおるの「エリア88」が好きである。高校時代に妹が、友達のお母さんから(示唆に富んだ非常に良い話だ)借りて来たのを読んだのがきっかけである。主人公のシンより、ボリス、グレッグ、フーバー、キャンベルといった脇役の死に様が格好良くて読んで…

ここはグリーン・ウッド(那州雪絵、白泉社)

ここはグリーン・ウッド (第1巻) (白泉社文庫)作者: 那州雪絵出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2000/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 68回この商品を含むブログ (69件) を見るというわけで「ここはグリーン・ウッド」である。グリーン・ウッドには都合、…